「イベントを企画することになったけど、本当に人が集まるのだろうか?」
「そもそもどのように集客をすればいいのだろうか?」
イベントを初めて企画する人なら誰でもこのような悩みを持つのではないでしょうか?
イベントで集客に成功すると、短時間に多くの顧客にリーチすることができ、自社の顧客がどんな人が実際に感じることができます!
今回はイベント集客を成功する3つのコツとイベントのアイデア、イベント集客に使用することのできるツールについてご紹介します。
この記事を読んで、イベント集客のノウハウを理解し、自らのイベントを大盛況で収めましょう!
1. イベント集客を成功させる3つのコツ
上記でも述べたように、イベントにおいて集客は非常に重要です。
しかし多くの業界が集客力不足という問題に直面しています。
これは具体的な方法を考えないまま、広告を使用したり、会場を借りたりしていることが原因なのです。
このままでは不必要な時間やお金がかかるばかりか、集客目標も達成できないことにもつながり元も子もありません。
そこでイベント集客を成功させる3つのコツを以下でご紹介します。
- キャッチーなイベント名をつける
- ターゲットを絞る
- アクセスしやすい場所を心がける
これらの記事を参考にイベントの企画、集客について再度検討してみましょう!
(1)キャッチーなイベント名をつける
イベント集客を成功させるコツの1つ目はキャッチーなイベント名をつけることです。
キャッチーなイベント名とは参加者がその名前を聞いた時に、何をするのかがわかり、行きたくなるような名前のことを指します。
顧客は私たちが企画した内容を一言一句時間をかけて読んでくれるわけではありません。
目についた言葉が興味を惹かれない内容であると、すぐに他の情報に目がいってしまいます。
なので、一言でわかりやすく、興味を惹かせるようなイベント名をつけることは非常に大切です。
例えば、プログラミング未経験の人が最短で稼げるような内容の講演会を主催する場合を考えて見ましょう。
“未経験者がプログラミングを学んで稼ぐための方法”
これではどうやってお金を稼ぐのか、どのくらい稼げるようになるかが不明確で参加者の立場からすると不信感を感じます。
上記のポイントを踏まえて考えると、
“未経験から受託で月50万稼ぐ方法”
顧客からしても何で稼ぐのか、どれくらい稼げるようになるかが明確なので参加しやすいと思います。
ぜひ顧客の立場になって、明確で興味を惹くキャッチコピーを意識してみましょう。
(2)ターゲットを絞る
ターゲットを絞ることはイベント集客においても大切です。
なぜならターゲットが絞られてないと、イベントの内容や集客の内容などが定まらず、本当に参加してほしい人に上手く訴求できないからです。
そのためにもイベントを企画する段階で、イベントのコンセプトをしっかり言語化して明確にしておく必要があります。
ここでいうイベントコンセプトとは「イベントを通して参加者に与える価値」のことです。
コンセプトを明確にしたら、もっとも集客したい参加者についてできるだけ具体的に考えていきます。
例えば、先ほどのプログラミング未経験の人が最短で稼げるような内容の講演会を行う場合を考えて見ましょう。
この時ターゲティングを「プログラミングを経験したことのない社会人」などの曖昧な設定にすると、その後の集客時に適切な広告を出すことができず、対象者に訴求できないような自体が発生する恐れがあります。
それでは、以下のような具体的なターゲティングを設定した場合はどうでしょうか。
年齢 | 30歳 |
性別 | 男性 |
学歴 | 地方国立 文系 |
職業 | 営業 |
居住 | 東京都足立区にて家族で住んでいる |
収入 | 約30万円 |
性格/特徴 | 普段から淡々と仕事をこなすタイプ。営業職があまり好きではなく、最近は仕事を楽しめていない。 仕事は残業も多く、身体的に疲労が高い。 家族も増え、出費がかさむ中、子供との時間やお金のことを心配し、新しい働き方を検討している。 情報元はSNSではなくニュースメディアがGunosyやNewspicksなどがほとんど。 |
このような情報を元にすると、労働時間が明確ではなく、場所に制限のないような仕事である受託開発について訴求したり、またはリモートワークが可能で労働時間が短い企業に転職できるスキルを身につけるなどの訴求内容は刺さる可能性があります。
このように具体的にターゲティングを行うことで、取るべき訴求内容や集客対象が明確になり、施策を考えやすいです。
できるだけターゲッットを絞って明確にし、具体的な集客施策を考えるようにしましょう。
(3)アクセスしやすい場所を心がける
イベントの開催地をアクセスしやすい場所にすることは大切です。
顧客がイベントに参加したい場合でも、物理的に遠い場所やわかりづらい場所だと、参加をしない恐れがあります。
せっかく企画や集客を頑張ったのなら、最後にイベントの会場のアクセスまでしっかりと検討しましょう。
一般的にバスや電車などの交通機関などに近い場所などはアクセスが良く、非常に参加しやすいでしょう。
またイベント会場がターゲットとマッチしているかも重要な要素です。
例えば、開発系のイベントなのに電源やWifiの設備がないなど、顧客の満足度を下げる恐れがあります。
顧客のいけない理由、行きたくない理由を事前に取り除くことで、大幅な集客を見込むことが可能です。
2. イベントにはネタとアイデアが必要
イベントにネタとアイデアを考えることは、必要不可欠です。
これは集客イベント行う目的が、不特定多数のユーザーに自社のことを「認知」してもらうことだからです。
このことを意識せずにイベントを開催すると、自社で売り出したい製品や伝えたい技術などの自社関連の話がメインになってしまい、そのことに現在興味のない潜在顧客を集客することに失敗してしましまいます。
このような事態を防ぐためにイベント企画者は、企業の商品サービス以外のことで、ユーザーの欲しい情報や質の高いイベントアイデアを考える必要があるのです。
そこで下記にイベントでよく使用されるアイデア一覧をまとめました。
- 人気お笑い芸人のライブ
- 元日本代表選手のトークショー
- Amazonギフト券1000円配布
- 芸能人のトークショー
- ご当地グルメの飲食コーナー
上記はあくまで参考ですが、イベント参加者の行動を換気するようなアイデアを考えることを意識しましょう!
より詳しくは、こちらの記事でイベントのネタを紹介しているので参考にしてください。
「集客イベントの季節別アイデア21選徹底解説!成功させる4つのコツ付き」
「集客イベントのネタ出しに有効な4つのステップ!成功例や失敗例も!」
「集客のアイデアが浮かばない!考えるべき3点と具体的なアイデア7つ」
3. イベントに役立つ3つのツール
イベント集客において、ツールを使用して仕事を進めることは大切です。
ツールを使用することで、イベント集客に必要な作業を効率化して行うことができます。
例えば、自らイベントの告知ページや参加フォームを作成するだけでも、かなり工数がかかり大変です。
また参加者の情報の管理も主催側の仕事ですが、自力で管理するには骨が折れます。
このような問題を解決してくれるのが集客ツールです。
ここではイベント集客に役立つ3つのツールをご紹介します。
- Peatix
- everevo
- FEDELIビジネスセミナー
順に説明します。
(1)Peatix
Peatixはセミナーからフェスまでジャンルを問わずにイベントを管理、作成することができます。
現在の会員数は350万人、イベントの掲載数は常に5000件を超えるほどの人気のサービスです。
具体的には、誰でも簡単にイベントページを作ることができ、チケットの販売、当日の受付、イベントの参加料金の管理まで一つのサービスで使用することができます。
さらにイベントの申し込み状況をリアルタイムで確認できたり、参加者とチャットを行えたりと、豊富な機能を持つサービスです。
基本的は無料イベントは無料で使用することができ、有料イベントは使用料金はチケット1枚あたりの値段の4.9% +99円を支払う必要があります。
(2)everevo
everevo(イベレボ)はイベント運営を支援するサービスです。
イベントの作成・告知・申し込み・事前決済・参加者への連絡・会場での受付といったイベントに関する一覧の作業を一括で管理することができます。
またモバイルでも専用のアプリをダウンロードすることで、より管理をスムーズに行うことが可能です。
機能は豊富ではないですが、シンプルで簡単に使用できる点がオススメです。
基本的には無料で使用することが可能ですが、有料のイベントを開催する場合のみ、売り上げの5%を支払う必要があります。
(3)FIDELI ビジネスセミナー
FEDELI ビジネスセミナーはビジネス関連のセミナーの検索まとめ歳とともに、セミナーを登録・告知することのできるサービスです。
日本でも有数のビジネスサイトである「FEDELI」の内部サービスであるため、幅広いビジネスパーソンに認知されやすい特徴があります。
またイベントの参加状況を一元管理できるだけでなく、ユーザーにイベントが目につきやすいような検索機能を備えているため、効率的に集客を行うことができるでしょう。
料金は基本的には無料で使用することができるという点もおすすめポイントです。
まとめ
この記事ではイベント集客を成功させるコツと集客を支援するツールについてご紹介しました。
イベント集客もビジネスを成功させることと類似点が多く、リーチしたい参加者を絞り、参加者目線で企画を考える必要があります。
また効率よく集客状態やイベントを管理するために、自身にあったイベント支援ツールを使用することも検討しましょう。
最後まで読んでくれた読者の方々がこの記事を参考にしながら、イベント集客で成功することを心より願っています。