「Facebook広告が良いと聞くけど、実際どんな効果があるの?」
「Facebook広告はどのような目的の企業におすすすめなの?」
このように悩んでいませんか?
実はFacebook広告は6種もの効果を期待できる費用対効果の高い広告手段なのです!
さらに、カスタムオーディエンスを上手に活用することができればさらに高い効果が見込めます!
広告代理店の開業を支援するデジマチェーンが、Facebook広告の6種の効果について詳しく解説するとともに、カスタムオーディエンスの利用方法についても紹介します。
この記事を読んでFacebook広告の効果を理解し活用することで、自社の売上アップに役立てくださいね!
1.Facebook広告から期待できる6種の効果
ここからは、Facebook広告の活用から期待できる効果の中で代表的な以下の6種類について紹介します。
- ブランド認知度アップ
- 製品の売り上げアップ
- キャンペーンの集客
- クーポンの利用促進
- Webサイトのアクセス数アップ・アプリインストール促進
- リード情報獲得
Facebookは目的に合わせたさまざまな広告形態が用意されています。
適切な広告形態を選択することによって、より高い効果が期待できるのです。
そのため、以下では6種の効果を紹介するとともに、それぞれの効果に対して有効な広告形態も合わせて解説していきます。
広告の種類について詳しくはこちらの記事で解説しているので、参考にして下さい。
効果1:ブランド認知度アップ
ブランド認知度アップには動画広告やスライド広告・キャンバス広告が有効です。
広告の種類 | 効果 |
動画広告 | 動画でブランドイメージを伝えることができる |
スライド広告 | 静止画3~7枚を利用してスライドショーの動きや音・テキストを追加して動画に似た広告を作成し、ブランドイメージを伝えることができる |
キャンバス広告 | スマホ専用のビューワで、動画・GIFアニメなど自由度の高い広告を作成し、ブランドイメージを伝えることができる |
いずれも静止画に比べて情報量が多くストーリー性のある広告を作成できるため、ブランド認知度を高めることに適しています。
動画広告やキャンバス広告の方が情報量が多く凝った作りができますが、スライド広告の方が作りやすく初心者にも取り組みやすいという特徴があります。
効果2:製品の売り上げアップ
製品の売り上げアップにはリンク広告やカルーセル広告・ダイナミック広告・コレクション広告が有効です。
広告の種類 | 効果 |
リンク広告 | 画像に購入するボタンを付けることで、広告を見たユーザが購入アクションを起こしやすくなる |
カルーセル広告 | 1つの広告で3~5枚の画像もしくは動画を設定でき、さらにそれぞれに購入ボタンを付けることで、多くの商品を紹介できる上に購入アクションを起こしやすくなる |
ダイナミック広告 | ユーザが過去にアクセスしたページやアプリと関連性の高い商品を自動的に選択して広告配信してくれることで、購入の確率が高まる |
コレクション広告 | 通販サイトのように最大50枚の商品を表示させたりタップにより別サイトで商品の詳細を確認させる機能を持ち、購買に至るまでの情報をスムーズに提供できる |
いずれの広告も、ユーザが広告を見た後にスムーズに購入に誘導できるよう工夫されており、製品の売り上げアップに適していると言えます。
ECサイトなど多くの商材を扱う企業には、ダイナミック広告やコレクション広告が特におすすめです。
効果3:キャンペーンの集客
キャンペーンの集客にはリンク広告・近隣エリア広告が有効です。
広告の種類 | 効果 |
リンク広告 | 画像に申し込むボタンを付けることで、広告を見たユーザが申し込みアクションを起こしやすくなる |
近隣エリア広告 | ターゲットを限定して配信することができるため、距離が近く来店する可能性の高いユーザに集中的に広告を配信でき費用対効果の高い集客ができる |
実際に、以下の施策を組み合わせてCPA(成果を1件獲得するためにかかるコスト)を目標の半分まで抑えることに成功したという事例があります。
- 近隣エリア広告を利用して会場から半径5km以内のユーザへ広告を配信する
- バナーを見直しアクセス数が増えた時点でリマーケティング配信を行う
このように、リンク広告や近隣エリア広告はキャンペーン広告の集客をスムーズに行う上で有効な広告形態です。
効果4:クーポンの利用促進
クーポンの利用促進にはクーポン利用広告が有効です。
広告の種類 | 効果 |
クーポン利用広告 | 既存の顧客との関係強化や再販促進だけでなく、新規の顧客に限定してクーポンを配信する機能で新規顧客を獲得したり、クーポンの有効期限をリマインドする機能で利用を促進することができる |
このように、クーポン利用広告は、既存顧客・新規顧客の両方に対してクーポンの利用を促進させるのに適した広告形態です。
効果5:Webサイトのアクセス数アップ・アプリのインストール促進
Facebook広告を使うことで、Webサイトのアクセス数アップ・アプリのインストール促進の効果が期待できます。
広告の種類 | 効果 |
リンク広告 | 画像に詳しくはこちらボタンを付けることで、広告を見たユーザが指定されたWebサイトにアクセスしやすくなる |
アプリインストール広告 | まだアプリをインストールしていないユーザのみに配信する機能を有し、インストールする可能性の高い新規ユーザに集中して広告を配信できる |
実際に、以下の施策を組み合わせてCPA(成果を1件獲得するためにかかるコスト)を目標値から大幅に下回ったという事例があります。
- アプリインストール広告を利用する
- ターゲットの年齢層や趣味関心を配信後の成果をみながらチューニングを行う
このように、リンク広告はWebサイトのアクセス数アップに、アプリインストール広告はアプリのインストール促進に有効な広告形態です。
効果6:リード情報獲得
リード情報獲得にはリンク広告・リード獲得広告が有効です。
広告の種類 | 効果 |
リンク広告 | 画像に登録するボタンを付けることで、広告を見たユーザがメールアドレスや電話番号などの情報を登録しやすくなる |
リード獲得広告 | 氏名やメールアドレスなどのユーザがFacebookに登録住の情報が自動入力されるため、ユーザの手間をはぶき途中離脱を防げる可能性が高くなる |
リード獲得広告は、資料請求・セミナーの申し込み・メルマガの集客などにも活用することができます。
実際に、以下の施策を組み合わせてCPA(成果を1件獲得するためにかかるコスト)を大幅に改善したという事例があります。
- 当初コンバージョン目的だった広告をリード獲得広告に変更する
- ターゲティング対象を増やす
- 入力項目を簡素化する
このように、リンク広告やリード獲得広告は、リードの獲得に向けてスムーズに誘導してくれる機能を持つため、リード獲得に有効な広告手段です。
2.Facebook広告は費用対効果が高い2つの理由
ここまでFacebook広告により期待できる6種の効果について紹介してきました。
しかし、Facebook広告でなく他の広告媒体であっても、多額の広告費用を払えばいずれの効果も享受できるだろうと思われる方もいるでしょう。
Facebook広告のメリットは、各種の効果を少ない費用で享受できる点にあります。
なぜFacebook広告は費用対効果が高いのか、その理由を以下の2点から説明します。
- Facebook広告は精度の高いターゲティングができる
- Facebook広告はクリック単価が安い
順番に説明します。
理由1.Facebook広告は精度の高いターゲティングができる
Facebook広告は、他の広告に比べて精度の高いターゲティングができます。
Facebookは実名で登録するSNSであり、ユーザの登録情報の正確性が高いからです。
また、登録内容も細かく多岐に渡るため、自社のターゲットに合う層に広告を配信できれば非常に高い効果が期待できるのです。
ただし、ユーザをターゲティングしても的外れだった場合には当然のことながら費用対効果は高まりません。
このため、さまざまなターゲティングの可能性を検討し配信後のチューニングを繰り返すことが重要です。
自社の商材に合うターゲティング方法が見つかることにより、費用対効果を高めることが可能です。
Facebook広告のターゲティングについてさらに知りたいという方はこちらの記事もご覧ください。
理由2.Facebook広告はクリック単価が安い
Facebook広告は他の媒体に比べてクリック単価が安いです。
実際の広告単価は、広告の目的やタイプによっても変わるため簡単に比較ができません。
しかし、例えばリスティング広告にはクリック単価が1,000円以上するものも多くあります。
その一方で、Facebook広告であれば200円以下でできるものがほとんどです。
このようにFacebook広告は他媒体に比べてクリック単価が安いというメリットがあります。
クリック単価が安いということは、同じ広告費用を投資した場合に多くの広告を配信できるとも言えます。
また、クリック単価が安いということは、他の媒体とコンバージョン率が変わらなかった場合でもCPA(成果を1件獲得するためにかかるコスト)も低いということです。
この点からも、Facebook広告が有効な広告手段であることが分かります。
3.カスタムオーディエンスを利用すればさらに効果が高まる
Facebook広告はカスタムオーディエンスを利用することでさらに効果が高まります。
他の広告媒体で同様の手法として挙げられるものは、TwitterのテイラードオーディエンスやGoogleのカスタマーマッチなどです。
Facebook広告はこれらの手法と比べてデモグラフィックが細かいのが特徴です。
カスタムオーディエンスは、自社の顧客データやアプリのデータを活用し、すでに接点のあるターゲットや自社の顧客によく似たユーザへアプローチします。
すでに接点のある既存顧客に対しては、メールアドレスや電話番号などの情報をアップロードすることで一致するターゲットに配信することが可能です。
自社の顧客によく似たユーザへの広告配信は、サイト閲覧履歴やコンバージョンなどの特徴が既存顧客とよく似ているユーザをターゲッティングし集中的に配信します。
既存顧客への配信と類似ユーザへの配信を効果的に組み合わせることができればさらに高い費用対効果が期待できるでしょう。
既存の顧客に対するリピート施策にお悩みの企業や、Facebook広告のターゲティング効果が思うように上がらない企業には特におすすめの広告手段と言えます。
ただし、カスタムオーディエンスは自社の顧客データがベースとなり、マッチング情報を活用するターゲティング方式です。
そのため、自社の顧客データとFacbookユーザが一致する数が少なすぎる場合には有効に活用することができないため注意が必要です。
まとめ
この記事では、Facebook広告の活用により期待できる6種の効果とさらに効果を高める方法について紹介しました。
Facebook広告はさまざまな目的に応じて広告の種類を選択できる、費用対効果の高い広告手段です。
また、カスタムオーディエンスをうまく活用することでさらなる効果が期待できます。
ぜひこの記事を読んでFacebook広告の効果を理解し、自社の売り上げアップに役立つ広告配信にチャレンジしてみてください!
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