「Webサイトの作成方法が分からない」
「Webサイトにはさまざまな作成方法があるため、どれを選べばよいのか迷う」

このようにお悩みではないですか?

実はWebサイトの作成方法の種類や特徴を知り自社に合った作成方法を選べば、自社宣伝に効果的なWebサイトを簡単に作成することができます!

ここでは、Webサイトの概要や4つの作成方法、作成方法を決めるポイントを解説するとともに、おすすめのWebサイト作成ツール8選についても紹介します。

この記事を読んで自社に合ったWebサイト作成方法を選択することで、簡単にWebサイトを作成でき、自社の収益アップにもつなげられますよ!

1.Webサイトとは

Webサイトとは

Webサイトとは、特定のドメイン名の下にあるWebページの集まりを指します。

企業のサイトで言うと、トップページや商品ページ・問い合わせページなどのWebページが集まってWebサイトが出来上がるイメージです。

Webサイトと同じ意味でホームページという言葉が使われることもあります。

しかし、ホームページは正確にはWebブラウザ―を起動して最初に表示されるWebページのことを指します。

Webサイトについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

2.Webサイトの4つの作成方法

4つの作成方法

Webサイトには以下の4つの作成方法があります。

  1. ブログサービスを利用する
  2. Webサイト作成サービスを利用する
  3. WordPressを利用する
  4. コードを書き込む

それぞれの特徴やメリット・デメリットについて、順番に説明します。

(1)ブログサービスを利用する

ブログサービス

ブログサービスとは、ブログを作成・管理する機能を提供しているサービスです。

代表的なサービスとしては、Amebaライブドアブログが挙げられます。

ブログは、日記などを時系列に公開するWebサイトのことを指します。

ブログサービスは、ブログの機能に特化することでシンプルで簡単に利用できるのが特徴です。

ユーザ登録後、あらかじめ用意されたWebサイトのテンプレートから好みのデザインを選択します。

非常に簡易な作業で、作業時間としては5分程度です。

#1.ブログサービスのメリット・デメリット

ブログサービスのメリットは何といっても簡単にWebサイトが作れる点です。

専門的な知識は一切不要で、短時間でWebサイトを作成できます。

また、すでに同一のブログサービスを利用しているユーザーがアクセスしてくれやすいというメリットもあります。

ブログサービスを利用することで、初期段階から一定の読者を集めることができるでしょう。

一方、ブログサービスは自由度がなく、カスタマイズができない点がデメリットです。

ブログサービスの場合、ページの追加や構成の変更などができません。

このため、簡単にWebサイトを作成したいがブログサービスでは用途を満たさないという場合には、次に紹介するWebサイト作成サービスを検討する必要があります。

また、無料プランではサイトに広告が表示されてしまい、広告を非表示に変更したい場合は有料プランを変更しなければならないといったケースもあります。

さらに、ブログサービスは外部のサービスであり、突如サービスが停止し利用できなくなるリスクがあることも認識しておかなくてはなりません。

(2)Webサイト作成サービスを利用する

Webサイト作成サービス

Webサイト作成サービスは、Webサイトを作成・管理する機能を提供しているサービスです。

代表的なサービスとしては、JimdoWixFC2ホームページなどがあります。

ブログサービスに比べると設定事項が増えるものの、いくつかの設定を選択するだけでWebサイトのベースが出来上がります。

Webサイト作成サービスであれば、ブログでは対応できないページの追加や構成の変更にも対応できるため、簡単なコーポレートサイトやショップサイトなどに利用可能です。

また、一部のサービスでは、ネットショップに対応できるものもあります。

#1.Webサイト作成サービスのメリット・デメリット

Webサイト作成サービスのメリットは、比較的簡易でありながらブログで対応できないWebサイトも作成できる点です。

ブログサービスと同様に、専門的な知識がなくても十分に対応することができます。

また、デザインや機能が豊富に用意されており、自社に合ったものを選択できる点もの魅力です。

しかしその一方で、デザインや機能が自社の希望に合わなかった場合には、修正・変更ができない点がデメリットです。

また、ブログサービスと同様に無料プランではサイトに広告が表示されてしまい、広告を非表示に変更したい場合は有料プランを変更しなければならないといったケースがあります。

さらに、Webサイト作成サービスも外部のサービスを利用ですので、突如サービスが停止し利用できなくなるリスクがあることもあります。

(3)WordPressを利用する

WordPress

WordPressは、ホームページを作成するためのオープンソースの無料ソフトです。

現在、WordPressは企業や公共機関のホームページにも多数採用され、世界中のサイトの約3分の1に使用されていると言われています。

今でも進化を続けるソフトで、利用者が多いため書籍やサイトも多数存在し、学習しやすいのが特徴です。

また、デザインのテーマも無数に公開され、機能やデザインが優れたものも多数存在します。(テーマの中には一部有償のものもあり)

PHP・HTML・CSS等の言語知識があれば自身でテーマを編集し、細かくカスタマイズすることもできます。

さらに、ユーザ権限を管理する機能を持つため、サイト全体の管理者・記事執筆者・デザイン変更者などさまざまな担当者を登録し、それぞれに権限を持たせることが可能です。

ただし、ブログサービスやWebサイトサービスとは違い、WordPressを利用する場合にはサーバとドメインを自社で用意する必要があります。

#1.WordPressのメリット・デメリット

WordPressのメリットは、自由にカスタマイズができ、自社の希望に即したWebサイトを作成できることです。

また、WordPressであれば問題なく商用サイトを作成でき、当然のことながら無関係の広告が掲載される心配もありません。

WordPressのデメリットは、PHPやHTMLなどのある程度のコーディングの知識が必要となる点です。

ブログサービスやWebサイトサービスのように、全く知識がなく直観的な操作のみで利用するということは困難でしょう。

さらに、サーバとドメインを自社で用意したり、運用時にはWordPressのアップデートも自社内で行う必要があるため、継続的に手間がかかる点にも注意が必要です。

(4)コードを書き込む

コード

最後に紹介するのが、HTMLやCSS、JavaScripなどの言語を用いてコードを書き込み、サーバー上にアップロードすることでWebサイトを作成する手法です。

Webサイトを作成する上での最も基本的な手法であり、一番柔軟に思い通りのサイトを作成することができます。

ただし、HTML・CSS・JavaScriptの言語知識が必要です。

テキストエディタという無料のソフトのみで作成できますが、Webサイトを公開する際にはWordPressと同様にサーバ・ドメインを準備する必要があります。

#1.コードを書き込むメリット・デメリット

コードを書き込むメリットは、Webサイトを一から作り上げるため、自社の希望通りのサイトを作成できる点です。

しかし、今まで紹介した手法の中で最も難易度が高くコーディングの深い知識が求められます。

また、Webサイト全体のコーディングをしなければならず時間がかかり、運用時のメンテナンスも自社内で実施しなければなりません。

3.Webサイトの作成方法を決定するポイント

決定するポイント

前章でWebサイトの4つの作成方法とそれぞれのメリット・デメリットを紹介しました。

それでは、実際にどの作成方法を選択すればよいのでしょうか。

ここからWebサイトの作成方法を決定するポイントを以下の2点から説明します。

  1. 随時更新できるか
  2. 運用時の費用・人員を確保できるか

順番に説明します。

ポイント1.随時更新できるか

随時更新できるか

Webサイトの作成方法を決定する上で重要なポイントの1つ目は、随時更新できるかという点です。

Webサイトは、一旦公開したらそれで終わりではなく、随時更新し続けることが大切です。

長い間更新されず放置され続けたままのWebサイトは、次第にその価値が下がり、ユーザの興味・関心も低下してしまいます。

とはいえ、Webサイトの更新にかかる業務量が膨大すぎて本業を圧迫するようでは本末転倒です。

更新業務にあたる担当者が専門的な知識を持ち合わせてないにも関わらずWordPressを利用したりコードを直接書き込む方法を採用してしまっては、更新業務の負荷が高まり結果として頻繁に更新されなくなってしまう可能性があります。

そのため、Webサイトを随時更新するためには、実際の担当者のスキルに合わせて更新しやすいWebサイト作成方法を選択しておくことが重要です。

ポイント2.運用時の費用・人員を確保できるか

費用・人員の確保

Webサイトの作成方法を決める際の2つ目のポイントは、運用時の費用・人員を確保できるかという点です。

WordPressを利用したり直接コードを書き込む場合には、運用時にも更新作業やサーバのメンテナンスに対応できる技術者を確保しておかなくてはなりません。

また、レンタルサーバを利用する場合にはそのランニング費用も見込んでおく必要があります。

一方、ブログサービスやWebサイト作成サービスを利用する場合には、専門的な知識を持つ要員の確保は不要です。

ただし、有償プランを採用した場合にはランニング費用が発生する点や、外部サービスは万一サービスが停止した時には利用できなくなるリスクがある点に注意が必要です。

このように、Webサイトの作成方法によって運用時の費用や体制が変わってくことを見越して作成方法を選択しましょう。

4.おすすめのWebサイト作成ツール8選

Webサイト作成ツール

ここからは、Webサイトの作成方法の中でも初心者に取り組みやすく、Webサイトとしての完成度も高いWebサイト作成ツールに関して、おすすめの8種を紹介します。

表中の「商用」は、企業サイトの作成に向いているかを示しているので、参考にしてみてください!

まずは、Webサイト作成ツールを6種紹介します。

ツール名 特徴 月額 容量 広告 商用 独自ドメイン
Jimdo 国内シェアNo.1で豊富な機能が売りのWebサイト作成ツール。全てのテンプレートがレスポンシブデザイン(スマホに合わせて見やすく表示される機能)に対応しているほか、SNS連携やネットショップにも対応。ユーザコミュニティがあり気軽に問合せできる点もメリット。 無料 500MB ×
WIX 中小企業や個人事業向けのWebサイト作成ツール。イスラエル発のサービスだが入力・管理画面ともに日本語対応。デザインが豊富なテンプレートから選択でき、一般企業・個人事業・レストランなど業種・目的別に分類されていて選択しやすい。オンライン予約機能もあり。 無料 500MB ×
FC2ホームページ 無料ながら商用利用可能で広告表示がなく、独自ドメインも使えるWebサイト作成ツール。 無料 1GB
Zoho Sites インターネットに接続さえしていればドラッグ&ドロップだけで簡単にWebサイトを作成できるツール。モバイルサイトにも対応。 無料 無制限
グーペ 飲食店や美容・健康計のお店まで幅広くお店向けの機能が充実したWebサイト作成ツール。インターネットからの予約機能やクーポン発行機能を備えている。 1000円~ 1GB ×
BiND Cloud 自動制作機能により簡易にWebサイトを作成できるツール。質問に答える形で基本情報や画像・目的・イメージカラー等を選ぶことで、複数パターンのサイトをデザインして提案してくれる。 初年度無料
次年度以降480円
1GB ×

次に、2種のネット専門Webサイト作成ツールを紹介します。

ツール名 特徴 月額 商品登録数 手数料 商用 独自ドメイン
BASE ネットショップ専門のWebサイト作成ツール。通常のツールと同様にデザインをテンプレート方式で決められることに加え、商品登録・顧客管理も簡単にできたりクレジット決済にも対応。 無料 無制限 3.6%+40円
Stores.jp BASEより機能が少ないがその分簡単に始められるネットショップ専門のWebサイト作成ツール。Instagramとの連携機能により口コミ効果を期待できる。 無料 5 5% ×

上記を参考に、自社のWebサイトに適したツールを探してみてください。

まとめ

この記事では、Webサイトの概要や4つの作成方法、作成方法を決めるポイント、おすすめのWebサイト作成ツール8選を紹介しました。

Webサイトの作成方法の種類や特徴を知ることによって、自社に合った作成方法を選び自社宣伝に効果的なWebサイトを簡単に作成することが可能です。

ぜひこの記事を読んで自社に適する方法でWebサイトを作成し、自社の認知度・売上アップを目指してください!

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