「WordPressのテーマを利用したいが種類が多くてどれがよいのか分からない」
「WordPressのテーマはどのように利用すればよいの?」

このようにお悩みではないですか?

実は自社に合ったWordPressのテーマを利用すればアクセス数の増えるWebサイトを簡単に作成できます!

ここでは、WordPressのテーマのおすすめ8選を紹介するとともに、テーマを選択する際の4つのポイントやテーマの設定方法も説明します。

この記事を読んでWordPressのテーマを上手に利用することで、自社の売上アップにつながるWebページを簡単に作成できるでしょう。

1.WordPressのテーマとは?

テーマとは?

WordPressのテーマとは、Webサイト全体に関わるテンプレートを指します。

Webサイトのデザイン・構成・機能などが一式のセットになっています。

そのため、テーマを変更するだけで複雑な処理なくそれらを一括で変えることが可能です。

テーマは、ページごとに作成された複数のファイルが集まって出来上がっています。

基本的なメインコンテンツは、トップページ・個別記事・固定ページ・検索結果・過去記事一覧などといったテンプレートファイルを結合し構成しているのです。

このため、Webサイト全体を丸ごと入れ替えるのではなく、ファイルを組み合わせてカスタマイズすることもできます。

テーマはWordPress上に標準で入っているほかインターネット上にも多く存在し、無料・有料いずれのものもあります。

また、自作のテーマをアップロードして利用するといったことも可能です。

2.無料のおすすめWordPressテーマ8選

おすすめ8選

ここからは、おすすめのWordPressテーマを以下の8種紹介します。

いずれのテーマも無料で使用できます。

また、3.テーマを選択する際の4つのポイントでも後述しますが、今回紹介する全てのテーマがレスポンシブ対応やSEO対策を施してある国内産のテーマであることもおすすめのポイントです。

  1. Cocoon
  2. Luxeritas
  3. Xeory
  4. STINGER
  5. LION MEDIA
  6. micata
  7. Gush5
  8. マテリアル

順番に説明します。

(1)シンプルで分かりやすいWebサイトにはCocoon

Cocoon

Cocoonは、白を基調としたシンプルなデザインのWordPressテーマです。

2014年より配布されていたSimplicityの後継として誕生し、同様の設計思想を継承しつつ豊富な機能を追加しています。

吹き出し機能やアフィリエイトタグ一元管理機能をはじめとするさまざまな機能によりコンテンツ作成を補助することが可能です。

さらに、SNSシェアボタン・フォローボタンを有していたり、カスタマイズにも対応します。

このように、Cocoonはシンプルでありながら豊富な機能を有するWordPressテーマです。

(2)高速で快適なWebサイトを目指すならLuxeritas

Luxeritasは、多機能でありながら非常に高速に動作することが特徴のWordPressテーマです。

ラテン語の Lux(光)と Celeritas(速)を組み合わせたネーミングからも速度へのこだわりが伺えます。

シンプルで使いやすく、豊富な機能に加えてカスタマイズにも柔軟に対応できます。

このように、Luxeritasはシンプルに使いたい方、もしくは自由にカスタマイズしたい方におすすめのWordPressテーマです。

(3)初めてのカスタマイズに挑戦するならXeory

Xeory

Xeoryは、コンテンツマーケティングで有名なバズ部が提供するWordPressテーマで、さまざまな多くの企業に採用されています。

ラインナップは、Xeory Base(ブログ型テーマ)とXeory Extension(サイト型テーマ)の2種類です。

Xeoryは基本的なデザインと機能が最小限のファイルでシンプルに用意されています。

このため、初めてカスタマイズに挑戦する方などに向いており、Xeoryをベースにカスタマイズしてオリジナルのサイトを作りやすいという点が特徴です。

逆に、HTML・CSSのカスタマイズをしない方にはXeoryは向きません。

このように、Xeoryはシンプルな構造であり、初心者がWordPressテーマを学ぶのに適しています。

(4)SEO対策にこだわりたいならSTINGER

STINGER

現在はAFFINGERシリーズに移行されています。

STINGERは、SEO(検索エンジン最適化)対策に強いことが特徴のWordPressテーマです。

無料版として、STINGER8とSTINGER PLUS2の2種類を提供しているほか、有料版でさらに機能が豊富なSTINGER PRO2もあります。

シンプルながらUI/UXに優れたデザインで、ユーザビリティの高いWebサイトを作成できます。

多くのユーザに利用されているため、カスタマイズ方法などが多くWebに出回っているため、初心者でも安心です。

このように、STINGERはSEO対策の強さやユーザビリティの高さが強みの人気のWordPressテーマです。

(5)デザイン性の高さで独自性を発揮したいならLION MEDIA

LION MEDIA

LION MEDIAは、メディアサイト向けをメインに作られた機能を豊富に持つWordPressテーマです。

独自の高いデザイン性と、さらにファイルの変更なくカスタマイザーだけで簡単に好みのデザインにカスタマイズできる点が評価されています。

また、AMP(Accelerated Mobile Pages)と呼ばれるモバイル端末でWebページを高速表示するための規格にも対応しています。

このように、LION MEDIAは、豊富な機能とデザイン性の高さ、速度の速さが特徴のWordPressテーマです。

(6)店舗・中小企業が初めてのWebサイトを立ち上げるならmicata

micata

現在はAFFINGERシリーズに移行されています。

micataは、(4)で紹介したSTINGERと同一のエンジニアが企業サイトで使いやすいテーマとして新しく提供を始めたWordPressテーマです。

STINGERがシンプルなデザインだったのに対し、micataは店舗・中小企業などさまざまな業種に展開できます。

必要な機能を厳選し、初心者でも使いやすいのが特徴です。

また、公式ページのマニュアルが非常に充実しているというメリットもあります。

このように、micataは店舗や中小企業などにも展開できる初心者でも利用しやすいWordPressテーマです。

(7)HTMLやCSSを勉強しながらWebサイト作成したいならGush5

Gush5

Gush5は、カスタマイズを前提としたシンプルな構造のWordPressテーマです。

さまざまなバージョンが公開されるたびに機能追加が進んでおり、基本的にプラグインが必要ありません。

トップページはカテゴリーの新着表示となっていて独自性があり、さらにカスタマイズすることでさまざまなシーンに利用できそうです。

このように、Gush5はカスタマイズを前提としたWordPressテーマであり、これからHTMLやCSSを勉強する方にも適しています。

(8)マテリアルデザインのWebサイトを作りたいならマテリアル

マテリアル

マテリアルは、Google社が新しいUX(User Experience)体系として発表したマテリアルデザインで作られているWordPressテーマです。

基本的な機能に加えて、SNS連携やLINE対応、AdSense広告自動最適化などさまざまな機能を備えています。

多くの機能が標準で装備されているため、プラグインはほとんど必要ないでしょう。

このように、マテリアルはマテリアルデザインで作られた豊富な機能を有するWordPressテーマです。

3.テーマを選択する際の4つのポイント

4つのポイント

次に、テーマを選択する際に気を付けたいポイントを以下の4点紹介します。

  1. レスポンシブ対応
  2. SEO対策済み
  3. デザインに優れている
  4. 国内で作られている

順番に説明します。

ポイント1.レスポンシブ対応

レスポンシブ対応

テーマを選択する際、レスポンシブ対応がなされていることが重要です。

レスポンシブ対応とは、PC・スマホ・タブレットなど画面サイズの異なる端末において、Webサイトのレイアウトやデザインを柔軟に調整しそれぞれに合わせて表示させることを指します。

昨今のスマホの普及により、レスポンシブ対応はなくてはならない必須の機能となりました。

自分でレスポンシブ対応を施すことは高度な技術が必要ですが、テーマがレスポンシブ対応していることで安心でき、Webページの作成に集中して取り組むことができます。

このように、テーマを選択する際にはレスポンシブ対応されているかを確認することが大切です。

ポイント2.SEO(検索エンジン最適化)対策済み

SEO対策

テーマを選択する際には、SEO対策済みであることが大切です。

SEOはSearch Engine Optimizationを略した言葉で、検索エンジン最適化のことを指します。

SEO対策は、自社のWebサイトをGoogleやYahooなどの検索結果画面において上位に表示させるための対策で、アクセス数を増やすために非常に重要です。

SEO対策は、具体的にはページの読み込み速度が速かったりコーディングが適切に行われているなどといった基本的な機能が備わっていることが求められます。

これらに気を付けてコード記述を行うには高いスキルが必要ですが、テーマがSEO対策のポイントを押さえてくれていれば安心です。

このように、テーマ選択時にはSEO対策済みのものを選ぶことをおすすめします。

ポイント3.デザインに優れている

デザイン

テーマを選択する際、当然のことながらデザインに優れているものを選ぶことも重要なポイントです。

アクセス数を増やすためにはデザイン性に優れたWebページで第一印象を良くする必要があります。

ターゲット層に訴求するために、おしゃれで独自性のあるデザインを選択したり、アットホームで親しみやすいな雰囲気を出したり、自社のブランドイメージと合うテーマを慎重に選びましょう。

デザインは、配色・余白の使い方・文字サイズを変えることでかなり印象が違います。

そのため、一定のプログラミング技術を持つのであれば、テーマをベースにしつつもさらにカスタマイズを加えることもおすすめです。

このように、テーマ選択時には自社に合ったデザインのものを厳選しましょう。

ポイント4.国内で作られている

国内産

テーマを選択する際に見落としがちなポイントとして、国内で作られていることが挙げられます。

海外のテーマで一見デザイン性に優れたものであっても、日本人特有の情報設計がなされていないケースがあるからです。

例を挙げると、ロゴが左上に配置されたり、電話番号やお問い合わせは右上などといった慣習は日本では一般的でも海外では踏襲されていない場合があります。

このように、国内で作られたテーマを選ぶ方が間違いがなくおすすめです。

4.テーマの設定方法

テーマの設定方法

自社に合ったテーマを見つけたら、実際にWordPressにテーマを設定しましょう。

テーマの設定方法は以下の2パターンあります。

  1. WordPress上のテーマを利用する場合
  2. インターネット上のテーマを利用する場合

順番に説明します。

パターン1.WordPress上のテーマを利用する場合

Word Press上のテーマ

WordPress上のテーマを利用する場合、設定手順は以下の通りです。

  1. 左側のメニューから外観テーマをクリックし、上部に出てくる新規追加をクリック
  2. 上のバーにあるフィルター機能を使ってテーマを選択
  3. 気に入ったテーマがあればプレビューで確認し、問題なければインストールをクリック
  4. インストールが終われば有効化をクリック

以上の手順でテーマの設定が完了します。

パターン2.インターネット上のテーマを利用する場合

インターネット上のテーマ

インターネット上のテーマを利用する場合、設定手順は以下の通りです。

  1. インターネット上でテーマを検索し、気に入ったものをデモサイトで確認する
  2. 問題なければダウンロードする
  3. ZIPファイルのまま保存する
  4. WordPressの左側のメニューから外観テーマをクリックし、上部に出てくる新規追加をクリック
  5. 上部のテーマのアップロードをクリック
  6. 3番で保存しておいたZIPファイルをそのままアップロードし、今すぐインストールをクリック
  7. インストールが終われば有効化をクリック

以上の手順でテーマの設定が完了します。

まとめ

この記事では、WordPressのテーマの概要やおすすめ8選、テーマ選定時の4つのポイント、テーマの設定方法について紹介しました。

自社に合ったWordPressのテーマを利用することによって、効率よくアクセス数の増えるWebサイトを作成することが可能です。

ぜひこの記事を読んで自社に最適なWordPressのテーマを選定し、自社の売上アップにつながるWebページを作成しましょう!

テーマには『子テーマ』というものもあり、子テーマを編集することでたくさんのメリットがあります。

子テーマについて知りたい方はこちらをご覧ください。

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