「サイトを訪問したユーザーの反応と行動が知りたい」
「サイト訪問者は多いのに成果に結びつかない」
「ユーザーの興味の対象を知りたい」
ホームページ集客を成功するには、サイトを訪問したユーザーの反応と行動を把握することが欠かせませんが、どのようなSEOツールを使えば良いのかわからない人は多いのではないでしょうか?
ヒートマップツールやフィードバックツールを使うとユーザーの反応を可視化することができ、細かいアクセス解析が可能になります。
この記事で紹介するヒートマップツールとフィードバックツールを使用すると、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールではできない細かいアクセス解析が可能になるでしょう。
デジマチェーンがおすすめする、導入費用が手頃で、日本語化されていて使いやすいと評判の良いヒートマップツールとフィードバックツールを8つご紹介します。
無理にSEO業者が使うような英語版の最新鋭ツールを苦労して使うより、日本語版でこなれたツールをフル活用するほうが、時間と手間のロスなく効率よく成果を上げられます!
「最強SEOツールおすすめ!日本語化済み・無料・低価格でGoogle対策」も併せてご覧ください。
1.ユーザーの注目点を調査するヒートマップツール4選
ヒートマップとは、サイト訪問者のマウスの動き、クリックされた箇所などを色分けして可視化するためのツールです。
- ページ上のどこまでスクロールされているのか
- ページ上のどの位置で離脱が多く発生しているのか
- ページ上のどのコンテンツが注目されている、あるいは無視されているのか
デジマチェーンがおすすめする、ヒートマップツールは以下です。
会社名 | 一言紹介 | 費用感 |
Mouseflow(マウスフロー) | セッションリプレイ機能(録画機能)を搭載 |
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Contentsquare(コンテントスクエア) | コンテンツ単位のROIも可視化できる | 詳細はお問い合わせください |
Ptengine(ピーティーエンジン) | 使いやすさと見やすさに定評がある |
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SessionCam(セッションカム) | 500訪問者の動きを無料で動画に記録できる |
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【Mouseflow】は録画機能を搭載
Mouseflow(マウスフロー)はデンマークに本拠地を置くIT企業が開発したヒートマップツールで、セッションリプレイ機能という 録画機能 を搭載していることが特長です。
日本では、株式会社APOLLO11が販売代理店をしています。
セッションリプレイ機能を使用すると、ユーザのマウスの動きを全て録画・再生することができ、ユーザーひとりひとりの行動をつぶさに可視化することで、勘だけに頼らないサイト改善が可能になります。
マウスやタップの動きからユーザーの心理を読み取ったり、コンバージョンに至ったユーザーの動きを可視化して確認できることはMouseflow(マウスフロー)の大きな強みでしょう。
100,000社以上の企業に導入されている優れた実績も、頼れるツールの証明といえるでしょう。
費用感
- 無料プラン(計測PV ~500)
- スタータープラン(計測PV ~10,000) 月額2,568 円~※2020年07月 のドル円為替レートにて計算
【Contentsquare】コンテンツ単位のROIも可視化
Contentsquare(コンテントスクエア)は株式会社ギャプライズが提供するヒートマップツールで、コンテンツ単位でROI(費用対効果)を可視化でき、従来のヒートマップでは不可能だったコンテンツのコンバージョンへの貢献度を金額で見ることが可能です。
コンテンツごとにROIを可視化できることで、サイト内で良質なコンテンツはどれなのかが一目瞭然でわかり、コンテンツ やサイト改善に大いに役立ちます。
また、デスクトップ、モバイル、アプリの全チャネルに対応可能です。
SEOの専門知識がなくても直感的に使用することができ、ユーザー視点を取り込んだ精度の高いアクセス解析を初心者でも簡単にできるのも、大きな強みと言えるでしょう。
費用感
詳細はお問い合わせください。(定期的に無料オンラインセミナーを開催)
【Ptengine】は使いやすさと見やすさに定評がある
株式会社Ptmindが提供するPtengine(ピーティーエンジン)は、世界15万ユーザーが使用しているアクセス解析ツールで、使いやすさと見やすさに定評があり、グッドデザイン賞を受賞しています。
ヒートマップ分析は、ユーザーがサイトをタップした場所を可視化できる「クリックヒートマップ」と、ユーザーがサイトで見ていたエリアを可視化できる「アテンションヒートマップ」を利用できます。
利用のハードルはとても低く、Googleアナリティクスの使い方がよくわからないという方でも直感的な操作で簡単に使用でき、サイトの運用改善ができるでしょう。
導入後2ヶ月間でCVR を5ポイントも改善できた事例や、 3% だったコンバーション率が3ヶ月で5.4%に改善したという報告もある 、ビジネスの成長を促すツールです 。
費用感
- FREEプラン 無料 (ヒートマップ利用可能ページは1ページ)
- ECONOMYプラン 14,800円/月(ヒートマップ利用可能ページは無制限)
【SessionCam】は500訪問者の動きを無料で動画に記録できる
SessionCam(セッションカム)は、 イギリスで開発され世界80か国で利用されている WEB 検証解析ツールで、500訪問者の動きを無料で録画(試用版)することが可能です。
株式会社ベレネッツが提供しています。
録画したデータを元に、独自の機械学習アルゴリズムでユーザーが使いにくいと感じたページを判定したり 、どのページから離脱したかなどサイト改善の問題点を教えてくれます。
ユーザー行動をヒートマップで可視化するだけでなく、セッションリプレイ(録画再生)を併用することで、推測や勘だけに頼らない確かなデータと数値に基づいたWEBサイトの改善が図れるようになるでしょう。
費用感
- 試用版 2ヶ月間無料 (1ヶ月500アクセスまで利用可能)
- 有料版は 月額12,000円(税別)(月15,000PV可能)~
2. お客様の声が聞こえるフィードバックツール3選
フィードバックツールとは、ユーザの様々な意見やアイデアを集めるためのツールです。
フィードバックツールを使えば、どうすればユーザーをもっと満足させることができるのかを理解することができます。
「お客様の声」を集めることがで、ビジネスの向上を図ることができるでしょう。
デジマチェーンがおすすめする、フィードバックツール3選は以下です。
会社名 | 一言紹介 | 費用感 |
Feedbacker(フィードバッカー) | ユーザーからアイデアや要望などを簡単に収集できる | 1,980円/月(利用開始から7日間は課金されません) |
Balto(バルト) | スクリーンショットやムービーを添付してフィードバックを送信できる |
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UseResponse | 豊富な機能を搭載しているフィードバックツール |
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【Feedbacker】はユーザーからアイデアや要望などを簡単に収集できる
Feedbacker(フィードバッカー)は、ユーザーからアイデアや要望などを簡単に収集できるフィードバックツールで、アプリ開発者や経営者、政治家などが利用しています。
ユーザーはアイデアや要望を自由に書き込むことができ、アイデアに投票することも可能で、運営者はユーザーからの幅広い意見を収集できます。
Feedbacker(フィードバッカー)を開発した株式会社ワンダートライアルは、政党および政治家 のホームページ制作に実績があり ます。
費用感
1,980円/月(利用開始から7日間は課金されません)
【Balto】はスクリーンショットやムービーを添付してフィードバックを送信できる
Balto(バルト)は株式会社グッドパッチが提供するフィードバックツールです。
ワンアクションでムービー・スクリーンショットを撮影し、スクリーンショットやムービーを添付してフィードバックを送信できます。
ユーザーは撮影したスクリーンショットやムービーにコメントを付けることができ、スクリーンショットにシェイプで領域選択をすることも可能です。
Balto(バルト)を使用すると、ユーザーはインタラクションや画面遷移などの動的な箇所にもフィードバックを送信できるようになり、サイト運営者やアプリ開発者などは質の高いフィードバックを収集できるようになるでしょう。
費用感
- 14日間の無料トライアル期間
- スモールプラン 43,200円 / 年(税抜)
- ミディアムプラン162,000円 / 年(税抜)
- ラージプラン540,000円 / 年(税抜)
【UseResponse】は豊富な機能を搭載しているフィードバックツール
UseResponseは豊富な機能を搭載しているフィードバックツールで、収集したフィードバックをマーケティング戦略の立案やソフトウェア開発などに活用できます。
UseResponseは日本語にも対応していますが、日本語の翻訳の精度があまりこなれていないため、英語のSEO用語がある程度 わかる人の方が使いやすいでしょう 。
費用感
- BASIC CLOUD 月額49ドル
- ENTERPRISE CLOUD 月額149ドル
3.ヒートマップ・フィードバックツールの選び方アドバイス
最近のGoogleアルゴリズムは、サイト内のユーザー行動・ユーザビリティを重視しており、瞬間的なアクセス数だけでなく、「訪問したユーザーがサイト内でどのような動きをしているか」や「サイトに満足しているか」などを継続的に計測することが必要です。
SEO専門業者であれば、最新鋭の機能を搭載した英語版ツールを試行錯誤しながらベストプラクティスを探さなければならないでしょう。
しかし、自社サイトの状況を効率よくチェックしたい方にとっては、既に日本語UIでこなれている使いやすいツールを活用するほうが効率よく成果を上げられます。
この記事で紹介したヒートマップツールとフィードバックツールを使用すると、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールではできない細かいアクセス解析が可能になり、ホームページ集客の成功に貢献するでしょう。