「ホームページを公開しているけど、問い合わせ・見積もりがほとんど来ない」
「ランディングページ作ればいいって聞いたけど、いったい何なの?」
「ランディングページを制作してみたけど、全然コンバージョンにつながらない」
上記のような悩みや疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
実はランディングページは、ホームページと似ているようで、まったく異なる機能を持ち、集客の即効性が高く、大きな威力を発揮してくれます 。
ランディングページをいったん軌道に乗せれば、優秀なセールスパーソンが休まず自動的に集客してくれるような、大変優れた集客効果が期待できるのです。
優秀なランディングページの作り方を知ることで、自動的に月50~60万円の収益を稼ぎ続けてくれるPPCアフィリエイトで安定経営を実現している中小企業や個人事業主も多くいます。
2018年以降急激に厳しくなっていると言われているPPCアフィリエイト手法については、こちらの無料講座をぜひチェックしてください。
デジマチェーンが、ランディングページとは何か、ランディングページ集客の費用、メリット・デメリット、ランディングページで効果的に集客する方法について解説します。
1.集客に使えるランディングページとは何か?
画像出典元:http://keikeicambodia.com/lp/
ランディングページは、上記のサンプルページ画像のように、サイト訪問者をダイレクトにアクションへ促すために特化してデザインされたウェブページです 。
見込み顧客を、ネット検索・リスティング広告・SNS・ブログ・外部のホームページなどから、ランディングページに誘導します。
そして、見込み顧客にサービスや商品の内容を「一気に」説明し、「一気に」注文やお問い合わせといったアクションへ促すのが狙いです。
上記のサンプルページ画像を見てわかるように、通常の企業ホームページよりも、紙媒体のチラシに近いレイアウトになっています。
ランディングページは、いわば営業のセールストークを1枚のページのなかで順序立てて再現したような形なので、どうしても情報量が多くなり、縦長のページになるのです。
通常のホームページは、他のページへのリンクを設置してユーザーの回遊性を上げようとします。
しかし、ランディングページでは、注文フォームやお問い合わせフォーム以外のリンクをほとんど置かないのが特徴です。
ランディングページは、訪問者に問い合わせや注文といったアクションを促すことだけに特化しています。
理想的なランディングページが完成すると、休まず働いてくれるセールスパーソンのように、企業に大きな利益をもたらし続けてくれる存在です。
2.ランディングページ集客の費用
ランディングページ集客に必要な費用は数万円~60万円程度です。
ランディングページ集客に必要な費用は主に制作費であり、ホームページ制作会社などに依頼できます。
制作費用を低く抑えたい場合は、クラウドソーシングサービスなどを利用して、ランディングページの制作を行っているフリーランサーに、数万円程度で依頼することも可能です。
しかし、デザインや構成がしっかりしていて、高い集客効果が期待できるランディングページは実績あるホームページ制作会社に依頼する方が無難です。
ホームページ制作会社に依頼する場合の制作費用は、30万円~60万円程度かかります。
高い投資と感じるかもしれません。
しかし、よく作られたランディングページは、優秀なセールスパーソンと同等の働きをしてくれる資産だと考えれば、制作費をむやみに削らないのが重要です。
3.集客におけるランディングページのメリットとデメリット
完全無欠な集客方法はなく、あらゆる集客方法にはメリットとデメリットが存在します。
ランディングページ集客にもメリットとデメリットが存在しますので、メリットとデメリットの双方を知っておくことが必要です。
(1)集客におけるランディングページのメリット
ランディングページ集客のメリットは次の3点です。
- 問い合わせなどの見込み顧客のアクションにつながる即効性
- TwitterやFacebookなどのSNS集客との連動性
- 会社の長期資産となる持続性
ランディングページは、問い合わせなどの目に見える成果に結びつきやすいことが最大のメリットです。
また、ランディングページは特にSNSとの相性が良く、SNSにランディングページへのリンクを貼ることで、SNSを見て興味を抱いた見込み顧客をランディングページに誘導することができます。
ホームページやリスティング広告・バナー広告・メルマガ・ブログなどの集客方法との相性も良く、集客の最終目的である「クロージング」の役割を果たす最強の手法の一つはランディングページです。
よく作られたランディングページは、会社の長期資産として24時間365日働いて、見込み顧客をアクションへ促し続けてくれます。
(2)集客におけるランディングページのデメリット
ランディングページ集客のデメリットは次の3点です。
- 制作費用がかかる
- 0からの設計の場合は、集客効果を発揮できるまでに時間がかかる
- 単体ではSEO対策で不利になる
TwitterやFacebook、Instagramなどは無料で始められますが、ランディングページは数万円~数十万円の制作コストがかかります。
費用対効果などを総合的に検討したうえで予算を決めることが大切です。
単価の低い商品や、短期の流行サービスは、費用対効果を考えると中小企業のランディングページには向いていないでしょう。
また、ランディングページと、そこに誘導するSNSなどの経路を0から設計して制作する場合は、集客効果が得られるまでには時間がかかります。
しかし、高いコンバージョン率が得られるランディングページと誘導経路が完成すると企業の資産になり、恒久的に集客マシーンとして機能するのです。
多くのランディングページは画像イメージを多用するため、文字情報が中心のホームページやブログなどのと比べると、SEO(ネット検索)の面では不利になるといわれています。
SEO対策はブログやホームページなどで強化を図り、ランディングページを連動させることで、相乗効果を発揮できるでしょう。
4.ランディングページ集客の始め方
ランディングページはホームページ制作会社に制作を依頼できますので、すぐに始めることができます。
既にホームページを開設していて、レンタルサーバーの契約や独自ドメインの取得が済んでいれば、レンタルサーバーにファイルをアップロードすると完了です。
ホームページでの集客の始め方、費用の説明はこちらをご覧ください。
5.ランディングページで効果的に集客する3つの方法
ランディングページで効果的に集客するには、絶えず改善(LPO)を行うことと、他の集客方法と連携させることが欠かせません。
そのためには、以下の点に留意することが必要です。
- ランディングページで用いられる指標を知る
- 他の集客方法との連携を図る
- 検索ワード、広告タイトル、ランディングページのコピーを一致させる
それぞれの点を説明します。
(1)ランディングページで用いられる指標を知る
ランディングページの集客効果を測定するための指標として、以下の2つがあります。
- コンバージョン率(CVR)
- 直帰率
#1.コンバージョン率(CVR)
コンバージョンとは、ランディングページを訪れた見込み顧客がお問い合わせや資料請求などのアクションを起こすことです。
コンバージョン率(CVR)は、ランディングページを訪れた人の中で、実際に問い合わせや資料請求などのコンバージョン(CV)を起こした人の割合で表されます。
以下の算式で計算できます。
コンバージョン率 = コンバージョン数 ÷ ランディングページの訪問数 × 100
「問い合わせ」をコンバージョンに設定した場合、ランディングページを訪問した人の数が100人で、そのうち1人が問い合わせをした場合だと、コンバージョン率は1%になります。
#2.直帰率
直帰率とは、ランディングページにアクセスして、ひと目見ただけで、元のページに戻って離脱した訪問者の割合です。
ランディングページは、「問い合わせ」や「資料請求」などのコンバージョンに誘導することに特化しています。
ですから、あまり関心度の高くない見込み顧客は、ランディングページだとわかった瞬間に離脱する傾向があるのです。
そのため、ランディングページの直帰率は、ホームページやブログより高めになる傾向があります。
(2)他の集客方法と連動させる
見込み客へのアプローチは、ホームページやSNS、メルマガなどで行い、商品やサービスに興味を持った人をランディングページに誘導するのが王道です。
そして、ランディングページでセールストークを展開し、コンバージョンを得るというのが理想的な流れになります。
初期は離脱率を意識しすぎずに、ランディングページへの流入経路を多く確保しましょう。
具体例として、Twitterで「こんな便利なサービスがありますよ」、「お得なキャンペーンを実施中です」などと軽く紹介します。
そして、ランディングページへのリンクを自然に貼りましょう。
Twitterのつぶやきに興味を抱いた人はランディングページへのリンクをクリックします。
このように、他の集客方法との連携を図ることで、それぞれの集客方法のメリットを最大限に発揮できるようになり、大きな相乗効果を生み出します。
(3)検索ワード、広告タイトル、ランディングページのコピーを一致させる
ランディングページ集客に特に強い誘導経路は、ネット検索画面に表示されるリスティング広告です。
リスティング広告集客は、ユーザーの検索キーワードを予想し、それに合わせた広告タイトルをデザインします。
その予想検索キーワード、リスティング広告タイトル、ランディングページの冒頭コピーで同じキーワードやフレーズを使用しましょう。
例えば、狙うキーワードが「大阪 ネット広告代理店 セミナー」だとします。
その場合、広告タイトル文は「大阪で口コミ評価No.1のネット広告代理店セミナー残り席わずか!」とできるかもしれません。
しかし、ランディングページ冒頭のコピーに「大阪」、「ネット広告代理店」、「セミナー」、「口コミ」といった重要キーワードがどれも入っていないようなランディングページがよく見られます。
そのようなランディングページは、直帰率が大幅に悪くなることが多いです。
リスティング広告の運用と、ランディングページの制作を別々のベンダーに発注している場合も多いと思います。
その場合でも、クライアントであるあなたは以下の流れを常に意識して全体の指示を行いましょう。
検索キーワード → 広告タイトル → ランディングページのコピー
6.ランディングページの集客効果を検証する
ランディングページの集客効果を検証するには、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールや、User HeatやMIERUCAといったヒートマップ解析ツールを使用しましょう。
Googleアナリティクスで、ランディングページのアクセス数やコンバージョン率(CVR)などを測定できます。
また、ヒートマップ解析ツールを使用すると、ランディングページを訪れた人がページ内のどの箇所をよく見ているのかを、サーモグラフのように可視化することが可能です。
ヒートマップの解析結果に基づいて、アイコンの位置やレイアウト、コンテンツの内容などを改善しましょう。
そうすることで、コンバージョン率が高いランディングページに改善できます。
まとめ
ランディングページはコンバージョンを得ることに特化した集客ツールです。
集客効果を検証して、より良いものに改善することで、優秀なセールスパーソンのような役割を果たすようになります。
ランディングページは制作コストがかかるため、他の集客方法と連携させて相乗効果を生み出すことがコツであり、費用対効果を高められます。
ランディングページは制作・運用・改善に専門的なノウハウが必要です。
その他の集客方法との連動性を高めるためにも、ランディングページで集客をするには、専門家に相談されることをおすすめします。