「初めてメルマガ発行担当になったけどどうしたら読んでもらえるメルマガを作れるの?」
「メルマガ自体は読んだことがあるけど、あの装飾はどうやって作ってるの?」
初めてメルマガを作るときは、文章だけでなく装飾も大きな壁になってしまいますよね。
実はメルマガの装飾は大きく分けて5つしかなく、それぞれのポイントを抑えれば読者の心に刺さるメルマガを作れるんです!
この記事では読みやすいメルマガにするための5つの装飾、そしてメルマガ装飾のメリットや注意点を紹介しています。
最後まで読み終わる頃には、自信を持ってメルマガ発行をできるあなたになっていますよ!
メルマガについて詳しく知りたい方は先にこちらをご覧ください。
1.読みやすいメルマガにする5つの装飾
読みやすいメルマガにするために効果的な5つの装飾をお伝えします。
- タイトルで目立たせる
- 見出しをつける
- ラインを入れる
- 罫線で囲んで文字を強調する
- フッターに会社のキャッチフレーズを入れる
効果的な装飾を施すことで、読者の興味をひきつけたり最後まで文章を読んでもらいやすくすることができます。
テキストだけで構成されたメルマガはスマホやPCの画面では文字の羅列、なんの引っかかりも感じませんよね。
画像付きで装飾の方法を紹介していきますので、日頃送っているメルマガに取り入れられる部分があれば積極的に取り入れてください。
(1)タイトルで目立たせる
読みやすいメルマガにする1つ目の装飾はタイトルで目立たせる事です。
日々多くのメールが受信トレイに入ってくる読者は、目につくタイトルのものを優先的に開き内容を確認します。
そのためタイトルの装飾は非常に重要で、まずは受信トレイのタイトルの中でも目に留まるように装飾する必要があるのです。
例えばこのようなタイトルだとあまり注目度が低く、開封してもらえない可能性があります。
タイトルで重要度が伝わらないので後回しになり、結局そのまま未開封で放置されることも。
このように【】や★などの記号を入れることで、他のタイトルよりも目立たせることができます。
【】の中には期限や緊急性を伝える内容を挿入し、目立たせたい箇所には★をつけるなどして工夫しましょう。
メルマガはまず開封してもらうことが最初のハードルなので、タイトルの装飾は非常に重要なのです。
(2)見出しをつける
読みやすいメルマガにする2つ目の装飾は本文内に見出しをつけることです。
自分は見出しのつもりで書いていても、読者にとっては文字だけだとテキストの羅列に見えてしまうからです。
メルマガの見出しは目次のようなもので、読者が見出しの下の文章に何が書かれているのか理解させやすくする役割を持ちます。
例えば以下のメルマガ本文の内容を見て、どちらか見出しに注目しやすいでしょうか?
テキストの羅列でインパクトが薄いので、読者にとって必要な情報がどこにあるのか分かりづらいですよね。
人は本来面倒臭がりなので、わざわざ全文を熟読して情報を探すとなると、心理的なハードルを高いと感じて読むのをやめてしまう可能性があります。
全く同じ内容ですが、装飾を入れるだけでどこがタイトルで見出しがどこにあるのか、ということが分かりやすいですよね。
ラインに使用できる代表的な記号としてはダッシュ(➖やー)これを連続して打ち込むことで、ラインを作ることが可能。
そのほか女性向けのメルマガであれば、可愛らしい印象を与えるために黒点(・)とダッシュ(ー)を組み合わせ流のも良いでしょう。
ー・ー・ー・このようなラインであれば、目にもうるさくないですし内容の区切りを効果的に伝えることが可能です。
このような装飾を施すことで、読者的には自分の知りたい情報がどこにあるか判断すべき見出しを見つけやすくなります。
見出しを目立たせることで、読者に文章を最後まで読んでもらいやすくなりますよ。
(3)ラインを入れる
読みやすいメルマガにする3つ目の装飾はラインを入れることです。
話の内容が変わるタイミング、またはメルマガにコラムを挟む場合などに効果的にラインを使うと「ここで話が切り替わる」ということを読者が視覚的に認識できます。
ラインで区切らないといきなり話が変わった印象を与えるので、読者に混乱を与えてしまうのです。
メルマガの文章の中にコラムを挟んでいるのですが、つらつらと文字が続いているので話が変わったことが分からないですよね。
ここにラインを入れることで、閑話休題のコラムであるということがより強調されて読者も頭をリフレッシュさせて続きを読めます。
メルマガの読者というのは、一度でも「?」と頭に疑問符が浮かぶと読むことを放棄してしまうもの。
混乱させない、疑問を湧かせないことを念頭に置いて効果的に本文中にラインを活用して装飾しましょう。
(4)罫線で囲んで文字を強調する
読みやすいメルマガにする4つ目の装飾は罫線で囲んで文字を強調することです。
メルマガの文章は基本的に流し読みされてしまうため、視覚的に強調する必要があります。
例えばメルマガの趣旨が今なら限定で無料セミナーを受講できるというものだったとし、例文を見ていきましょう。
テキストの羅列だとこのように見え、流し読みする読者の目には止まらない可能性があります。
このように強調したい文章をラインや罫線で囲むことで、読者にその文章に注目してもらう効果が生まれます。
使用している記号は四角(□や■)、星(☆)で変換できますよ。
使用しすぎるとくどい印象になるので、全体のバランスを見ながら挿入してみましょう。
特に伝えたい趣旨は罫線で囲んで強調することで、読者にメルマガ送信の意図がより伝わりやすくなります。
(5)フッターに会社のキャッチフレーズを入れる
読みやすいメルマガにする5つ目の装飾はフッターに会社にキャッチフレーズを入れることです。
メルマガ読者にどんな会社がこのメルマガを送信しているのかを認識してもらう為に、最後に自己紹介のような形で挿入しましょう。
まず基本的にフッターに挿入する情報は以下のようなものです。
- 送信者の氏名・会社名称
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- HP
- 配信停止のためのURL
フッターは特に読まれづらいので、あなたの会社がこのメルマガを送っていることが認識されづらいです。
そこでこのフッター部分を装飾することで「会社のHPを見てみようかな」「問い合わせしようかな」という気持ちを起こさせることができます。
必要最低限の情報は載っているのですが、いまいち注目度は低くなる印象です。
区切り線も入れていないので、どこからが発行元情報なのか一目で見て分かりにくいのもマイナスポイント。
このように区切り線にキャッチフレーズを挿入すると目に止まりやすくなりますよ。
ここで使われている装飾に使用しているのはアンダーバー(_)やスラッシュ(/)のみ。
既存の記号を組み合わせることでラインを区切れます。
会社の認知度を上げたい場合、問い合わせなどのアクションにつなげたいならフッターまで手を抜かずに装飾しましょう。
自分で工夫するのもなかなか骨が折れるもの、次の記事で楽にメルマガを作れるテンプレートを紹介しています。
「メルマガでテンプレートを使用する3つのメリットと6つの注意点」
「開封率を上げるおすすめメルマガHTMLテンプレートとデザイン例10選」
2.メルマガで装飾をする3つのメリット
次にメルマガで装飾をする3つのメリットを知っておきましょう。
- 読者にメルマガの内容が伝わりやすくなる
- 最後まで内容を読んでもらいやすくなる
- 見栄えが良くなる
装飾にはそれぞれ意味がありますから、メリットを知らずに使用しても効果が半減してしまいます。
それどころかただ目に煩い記号だらけの文章を読者に送りつけることになりかねないのです。
なぜメルマガを装飾しなければならないのか、この装飾に何の意味があるかを認識してからとりかかってくださいね。
(1)読者にメルマガの内容が伝わりやすくなる
まずメルマガで装飾をする1つ目のメリットは、読者にメルマガの内容が伝わりやすくなることです。
装飾なしの長文メルマガは、一目で「面倒そうだ」と言う印象を読者に与えてしまい、そのままメールを閉じてしまいます。
結果文章をしっかりと最後まで読んでもらえないので、メルマガで伝えたい趣旨は読まれないままになるのです。
強調したい文章を罫線で囲む、見出しをつけて文章のパートを分かりやすくすることで文字を読む事に対する心理的なハードルを下げられます。
ベストなのは強調したところだけを読んでもメルマガの内容が分かること。
メルマガで伝えたい趣旨を理解してもらうためにも、効果的に装飾を使いましょう。
(2)最後まで内容を読んでもらいやすくなる
メルマガで装飾をする2つ目のメリットは、最後まで内容を読んでもらいやすくなることです。
読者は自分が読みたい内容を知った後は、そのままメールを閉じてしまうことがほとんど。
もしも問い合わせや会社のHPを見てもらいたい場合は、フッター部分まで読者にスクロールさせる必要があるのです。
そのためには本文の途中で読者を飽きさせないようにする工夫が必須。
本文の流れの構成はもちろんですが、最後まで読んでも心理的な負担が少ないようにビジュアルにもこだわらなければならないのです。
メルマガの内容を最後まで読んでもらうことで、会社の認知度や問い合わせなどのアクションに繋げることができます。
読者が最後まで読んでも負担にならないように装飾をする必要があるのです。
(3)見栄えが良くなる
メルマガで装飾をする3つ目のメリットは、見栄えが良くなることです。
特に女性向けにメルマガを発行している人には重要で、本能的にデザインがダサいものや違和感を覚えるメルマガは読まれません。
ビジュアル的に見栄えが良いことは読みやすさにもつながるので、装飾は重要なのです。
おしゃれである必要はありませんが、統一感があり違和感を覚えないように全体の想定を整えておきましょう。
メルマガの見栄えを良くすることで、特に女性にはウケの良いメルマガを発行できます。
3 .メルマガの装飾をする時の3つの注意点
最後にメルマガの装飾をする時の3つの注意点をお伝えします。
- 機種依存文字が入っていないか
- スマートフォンで読みづらくないか
- 装飾は過剰ではないか
メルマガ装飾を1通り終わらせた後は、この3つのポイントをチェックしてみてください。
より読みやすく、読者に内容が伝わりやすいメルマガに仕上がりますよ。
(1)機種依存文字が入っていないか
メルマガの装飾をする時の1つ目の注意点は機種依存文字が入っていないかどうかです。
ユーザーは携帯、PC、タブレットなど様々な端末でメルマガを読むことになるため機種によっては文字化けしてしまいます。
文字化けしてしまっては、せっかくの装飾の意味をなしません。
インターネットには便利な機種依存文字チェッカーというツールがあるので、送信前に全文を貼り付けして確認しましょう。
せっかく苦労して作ったメルマガの効果がきちんと読者に伝わるように、チェックを忘れないでくださいね。
(2)スマートフォンで読みづらくないか
メルマガの装飾をする時の2つ目の注意点はスマートフォンで読みづらくないかという事です。
スマートフォンの利用率はかなり高いので、メルマガもPCではなくスマートフォンで読まれる可能性がかなり高いでしょう。
メルマガの作成にはPCの方が便利ですが、最後に自分のスマートフォンに一度本文をを送信するなどして不自然な改行がないか注意してください。
今やほとんどの人がスマートフォンを使っている時代であることを前提に装飾しましょう。
(3)装飾は過剰ではないか
メルマガの装飾をするときの3つ目の注意点は、装飾は過剰ではないかという事です。
装飾部分が多すぎると、どこが要点かがぼやけてしまいます。
特に■や★などのコントラストが強い装飾を多用すると、記号ばかりに目がいって本文の内容が伝わらないことも。
本当に強調したい部分にはコントラストの強い記号を、その他の部分はすっきりとした罫線など全体のバランスを考えて装飾してくださいね。
まとめ
メルマガの装飾方法や装飾のメリット、そして注意点についてお伝えしました。
効果的に本文に記号や罫線を用いることで、読者の心に訴えやすいメルマガを作れることが伝わったと思います。
メルマガの目的は内容を読者に伝え、アクションしてもらうこと。
そのことを意識して装飾を効果的に行えば、読者の心を掴むメルマガを発信することができますよ!