「HubSpotのMAツールがおすすめと聞いたが評判は良いのだろうか?」
「料金やプランを見て導入するか決めたい!」
このように、HubSpotのMAツールが良いと聞いたが果たして本当に評判は良いのか、また、料金やプランについて疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか。
実はHubSpotは3万近くの企業に導入されている実績を持ちながらも、安価な使用料で導入できるプランまで用意されているのです!
今回はHubSpotが提供しているMAツールの種類、そして料金プランについて紹介します。
この記事を読んで、HubSpotのMAツールで行えることを知り、自社への導入を検討してみてはいかがでしょうか?
HubSpotについて、事前に詳しく知っておきたい方はこちらをご覧ください。
1.HubSpotの料金システム
HubSpotが提供しているMAツールのプランについて、そしてプランの中から選択できるコースにはどういった違いがあるのか紹介します。
役割が分別されているので、自社に補いたい部分と照らし合わせながら見ていくと良いでしょう。
- 3つのプランがある
- 3つのコースから選べる
1つずつ紹介します。
(1)3つのプランがある
HubSpotには3つのプランがあります。
単体で利用することもできますし、統合して仕事に役立てることも可能です。
まずは料金システムについて紹介するので、それぞれのツールがどんな役割を果たし、どんな効果を現すのかもしっかりと理解した上で導入を検討しましょう。
以下の3つがHubSpotが提供しているツールのプランです。
- Marketing Hub
- Sales Hub
- Service Hub
1つずつ紹介します。
#1:Marketing Hub
HubSpotの1つ目のプランは、Marketing Hubです。
Marketing Hubは、ランディングページの作成や広告管理、Eメールによるリードナーチャリングなど、新たな顧客を呼び込むために役立つツールとなっています。
料金プランは以下です。
Starter | 6,000円/月 |
Professional | 96,000円/月 |
Enterprise | 384,000円/月 |
Starterは月6,000円とリーズナブルな値段で使用し始めることができます。
#2:Sales Hub
HubSpotの2つ目のプランは、Sales Hubです。
Sales Hubは業務をサポートするSFAで、マーケティングの効率化を図ります。
Starter | 6,000円/月 |
Professional | 48,000円/月 |
Enterprise | 144,000円/月 |
#3:Service Hub
HubSpotの3つ目のプランは、Service Hubです。
リードへの対応を中心とした機能を持ち、顧客満足度の向上などに役立ちます。
Starter | 6,000円/月 |
Professional | 48,000円/月 |
Enterprise | 144,000円/月 |
(2)3つのコースから選べる
HubSpotのツールは、それぞれ3つのコースから選ぶことができます。
最低限の機能が搭載されたStarter、その次のProfessional、そして多くの機能が搭載され、様々な作業をサポートできるEnterpriseの3つです。
Starterは、3つのプランすべてが月6,000円から利用することができ、リーズナブルな値段で導入することが可能となっています。
機能制限がかかっていますが、最低限の作業は行えるので無料版と共に試しに利用してみると良いかもしれません。
もう2つのコースは、Starterよりも機能が増え、より多くのマーケティング作業をサポートしてくれます。
本格的にMAツールを導入する場合はこちらの2つを軸として運用することを検討すると良いでしょう。
2.それぞれの料金プランの特徴
それぞれの料金プランの細かな特徴について紹介します。
料金によって搭載されている機能が変わり、使用料金が高いプランであればあるほどマーケティング活動へのサポートもより効果的になるでしょう。
ツールを使ってどのようなマーケティングを行いたいのか、今後の自社にはどういった機能が必要なのかしっかりと見極めてから利用を始めるようにしてください。
(1)Marketing Hub
まずはMarketing Hubの料金プランによる違いについてです。
インバウンドマーケティングに必要な機能が多く搭載されているMarketing Hubですが、どのような違いがあるのでしょうか。
プランごとに紹介していきます。
#1:Starter
まずはMarketing HubのStarterについてです。
月6,000円というリーズナブルな値段で利用できるStarterは、他のプランと比較すると機能制限が多く、行えることの種類は少なくなっています。
主に行えることはEメールによるマーケティングです。
1ヶ月あたり、コンタクト数の5倍の数のメールを送信することができます。
コンタクト数はプラン関係なく購入時に1,000件あたり月2,400円でカスタマイズできるので、必要に応じて変更しましょう。
#2:Professional
続いてMarketing HubのProfessionalについてです。
Professionalとなるとかなりの数の機能が解放されるので、Starterと比べても本格的に運用していくためのデメリットは大きく減るでしょう。
例えば、セールスフォースとの連携が可能になることでメールの開封率やCTAのクリックといったレコードを確認できるようになるので、戦略の見直しなどに役立ちます。
Eメールの送信数はコンタクト数の10倍に増加し、ランディングページの作成を行うことも可能です。
また、ソーシャルメディアとの連携も可能となりました。
スマホの普及により爆発的に使用者が増加したソーシャルメディアを利用しているリードに、最適なタイミングで最適なメッセージを送ることができ、ロイヤリティ向上にも期待できます。
Professionalは10ユーザーから使用可能で、1ユーザーあたりの値段は月9,600円です。
Starterでは機能に不足があるが、Enterpriseだと費用が足りないという場合はProfessionalの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
#3:Enterprise
最後はMarketing HubのEnterpriseについてです。
MarketingのEnterpriseは3プランの中の最上級プランとなっています。
一部の追加機能を除き、ほぼすべての機能が解放されるため、企業のマーケティング活動に新たな衝撃を与えるでしょう。
Eメールの配信やランディングページの作成、SEO対策に関するアドバイスの取得や広告管理など、インバウンドマーケティングをサポートする優秀な機能が搭載されています。
また、チームを階層化できる機能も搭載されています。
この機能はユーザーを属性や地域、ブランドなど事業別に分類することができるのです。
企業ごとのビジネス体系によってチームを作成することにより、マーケティング活動の効率化を図ることもできるでしょう。
Enterpriseには、インバウンドマーケティングを成功させ、顧客満足度をアップさせるための大切な機能が搭載されています。
(2)Sales Hub
続いてSales Hubの料金プランの違いについてです。
Sales Hubは今まで人の手で行っていた作業をデジタル化し、営業活動に支障が出ないように支援を行ってくれるSFAツールとなっています。
こちらも3つのプランに分かれているので、企業ごとに必要な機能を見極めて導入後にトラブルを起こさないようにしましょう。
#1:Starter
Sales HubのStarterについてです。
プロスペクトに送信したEメールの追跡を行うことができ、Eメールが開封されるとリアルタイムで通知が表示されます。
また、顧客に対して効果的とされるEメールのテンプレートの保存機能は、保存したEメールを他の部署などとも共有することで、顧客とのコミュニケーションを迅速にするでしょう。
Eメールの送信スケジュールを設定することも可能なので、それぞれの顧客に対して最適なタイミングでのメール配信に役立ちます。
他にも、顧客から受信したメッセージを最適なユーザーに割り当てることで、素早く適切な対応を行うためのサポートも可能です。
これらのEメールに関する機能は、顧客との質の高いOne to Oneマーケティングの実現をサポートし、営業活動の効率化を図るでしょう。
1ユーザーあたり月6,000円で使用可能となるSales HubのStarterの使用は、営業活動の効率化を図り、顧客との関係性も深めることで双方がメリットを感じると思います。
#2:Professional
Sales HubのProfessionalについてです。
Professionalとなると、機能の制限も少なくなり、より営業のサポートを質の高いものにしてくれます。
例えばVOIPを使用して顧客と通話できるコール機能は、Starterでは8時間までという制限があったものの、Professionalになると33時間と大幅に通話時間が増加します。
通話時間の制限が減ることで、顧客対応にさらに余裕が生まれ、コミュニケーションの質を高めることができるでしょう。
また、Eメールを顧客に対して最適な時間を予測し、自動配信する機能も追加されるのもコミュニケーションの質を高めるのに役立ちます。
Professionalは、マーケティングの成功をより近づける機能が多く搭載されていて、時間をさらに有意義な使い方に変えるサポートを行ってくれるでしょう。
#3:Enterprise
Sales HubのEnterpriseについてです。
Enterpriseではより細かな機能が解放され、今まで手の届きにくかった部分のサポートまで行います。
予測リードスコアリングでは、様々な要因からリードを順位付けし、成約の確立が高い顧客にアプローチを行えるようになります。
成約までの確実性を向上させることで、営業活動において必要のない時間の消費を防ぐことができるようになるでしょう。
また、プレイブックの作成機能により、営業の質を高め、成約に導きやすい行動を各部署で共有することも可能です。
これらの機能が解放されたEnterpriseは、企業全体の営業活動の効率化を図り、成約をより近づけることができるでしょう。
(3)Service Hub
最後は、Service Hubの料金プランの違いについてです。
Service Hubは、顧客へのサポートに重点を置いたツールで、顧客満足度の向上や、リードをプロモーターへ転換させる為の機能が搭載されています。
こちらのツールを利用して、自社のサービスの質を向上させ、顧客から信頼を得られるようになると良いですね。
#1:Starter
Service HubのStarterについてです。
生産性を向上させ、顧客とのコミュニケーションを整理します。
例えば、よくある質問へ何度も使用できる回答を作成することで、素早く、適切な対応を取ることが可能です。
また、使用頻度の高いEメールの作成や、顧客に対して適切なタイミングでのメール送信機能も顧客への対応の質を高める機能として搭載されています。
顧客からのメッセージを共有の受信ボックスで一元管理することにより、メッセージごとに適切な担当者が対応できるようになっているのもおすすめのポイントです。
Service HubのStarterは、その時々に適切なタイミングで、適切な対応を可能にします。
#2:Professional
Service HubのProfessionalについてです。
Professionalでは、顧客の満足度を上げるための機能がさらに解放され、顧客への対応をさらに効果的なものとすることができます。
ナレッジベースの構築機能は、顧客自身が抱えている問題を顧客自身で解決できるようになり、自社の営業活動をより効率的にし、顧客自身の行動も削減されます。
また、顧客に対して自社のカスタマーサービスについてなどのアンケート機能によって得た回答は、今後の戦略に活かすことができるでしょう。
Service HubのProfessionalは、自社と顧客のストレスを減らし、よりよい関係性を築き上げます。
#3:Enterprise
Service HubのEnterpriseについてです。
EnterpriseはStarterやProfessionalに搭載されている機能を強化し、さらに自社の管理まで行うことができます。
チームの階層化や、Slackとの連携機能は、仕事においてのストレスを軽減させます。
Slack上でタスクの作成や通知の受信が可能となるのは、作業をスムーズにさせ、トラブルの発生も防ぐことができるでしょう。
また、目標機能の利用は今やるべきことを明確にし、営業活動においてのコスト削減や時間短縮に機能し、顧客対応により集中できる環境を作り上げます。
Service HubのEnterpriseによって、カスタマーサービスの総合的な向上を図り、売上アップに期待できるようになるでしょう。
HubSpotの使い方について、もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
まとめ
今回は、HubSpotの料金プランについて紹介しました。
すべてのプランは、顧客との良い関係性を築き上げ、自社の売上も向上させるための機能を持っています。
無料で利用できるプランも用意されているので、費用をかけずに現状を脱することも不可能ではないかもしれません。
これらのツールを導入するときは、今の自社に何が足りていないかを深く考え、トラブルを起こすことなく効率的に営業パフォーマンスを向上できるようにしましょう。
HubSpotの評判について知りたい方はこちらをご覧ください。