「自社にメルマガを取り入れたいが、使い方が分からない」
「メルマガの効果を高めるためにはどうすればいいの?」

このように悩んでいませんか?

実はメルマガは使い方を理解すれば簡単に始めることができる上に、いくつかのポイントをおさえることでさらに開封率やクリック率をアップさせることができるのです!

今回は、メルマガの作成手順を6つのステップで解説するとともに、メルマガ効果を高めるための3つのポイントについても紹介します。

この記事を読んでメルマガの使い方を理解し活用することにより、自社の認知度・売上アップを図ってくださいね!

メルマガについて詳しく知りたい方はご覧ください。

1.メルマガの6つの作成手順

メルマガの作成手順

ここからは、メルマガの作成手順を以下の6つのステップに分けて解説します。

  1. メルマガの目的を明確化する
  2. コンテンツを収集する
  3. 配信方法を決める
  4. テンプレートを作る
  5. 本文を執筆する
  6. 配信後の効果を測定する

順番に説明します。

手順1.メルマガの目的を明確化する

目的を明確化

メルマガを作成するにあたり、まずはメルマガの目的を明確化します。

メルマガを通じてユーザーにどのようなメッセージを届けたいのか、ユーザーがどのような気持ちになりどのような行動を起こしてもらいたいのかを関係者で検討し、明確化しましょう。

目的がはっきりしないままメルマガを作りユーザーに配信しても、訴求力がなく何を言いたいのかユーザーには伝わらないものになってしまうからです。

最初に目的を明確化し、ターゲット層・コンセプト・目標値を設定した上で、その目的に沿ったコンテンツを収集し、ユーザーをうまく誘導できるような文面を作ることが重要です。

複数の担当者でメルマガを作成する場合にも、目的を共有しておくことで意識統一することができ、一貫したメルマガ作成が可能になります。

また、メルマガは一度で終わりではなく継続して配信していくものなので、時間がたつにつれて本来の目的からぶれてしまわないためにも目的を明確化しておくことは大切です。

このように、メルマガの作成手順の1つ目のステップとして、メルマガの目的を明確化し、関係者で共有し意識統一するようにしましょう。

手順2.コンテンツを収集する

コンテンツを収集

メルマガ作成手順の2番目には、コンテンツを収集します。

手順1で明確化したメルマガの目的に従ってコンテンツを集めます。

基本的に1通のメルマガに1つのテーマを書くのがおすすめです。

書きたい内容が多くありすぎて1つのメルマガにさまざまなテーマを盛り込んでしまうと、何が言いたいのか分からなくなってしまうからです。

メルマガは定期配信するのが一般的ですが、その頻度は週1回・隔週・月1回などさまざまです。

あまりに配信間隔が長すぎるとユーザーに忘れられてしまう可能性がありますが、頻度が高すぎるとネタ切れになってしまうかもしれません。

配信の頻度は慎重に決定しましょう。

また、コンテンツを検討する時間が足りずに質が落ちてしまうといったことがないようにストックを多めに用意するのがおすすめです。

このように、メルマガ作成の2つ目のステップとして、ユーザー目線で質の高いコンテンツを余裕を持って収集しましょう。

手順3.配信方法を決める

配信方法を決める

メルマガ作成手順の3番目には、配信方法を決めます。

メールの配信作業ですので、手作業でもこなせないわけではないですが、配信ツールを利用することで格段に作業効率がアップします。

また、メルマガ配信サービスはIPアドレスを分散するなどの工夫を施しているため、自社から直接メールを配信するのに比べてメールの不達を減らすことができる点もメリットです。

配信ツールの中にも有料・無料のものがあり、それぞれに機能や配信アドレス数の上限などが異なります。

メルマガの配信方法について詳しく知りたい方は参考にしてください。

このように、メルマガ作成の3つ目のステップとして自社の目的や使い方に合わせてメルマガの配信方法を決めましょう。

手順4.テンプレートを作る

テンプレートを作る

メルマガ作成手順の4番目には、テンプレートを作成します。

メルマガ作成時には、あらかじめてテンプレートを準備しておくことで作業が効率化されます。

また、メルマガに統一感が生まれるため、ユーザーに覚えられやすくなる点もメリットです。

テンプレートは、メールを件名・ヘッダー・リード文・見出し・コンテンツ・フッターに分け、それぞれ固定の文面や装飾を作成します。

メルマガのテンプレートについて詳しく知りたい方は参考にしてください。

このように、メルマガ作成の4つ目のステップとして、作業の効率化とメルマガの統一化を図るためにテンプレートを作成しましょう。

手順5.本文を執筆する

本文を執筆する

メルマガ作成手順の5番目には、本文を執筆します。

ここまでの準備が整っていれば、あとはテンプレートに従って本文を埋めていくだけです。

Webサイトは一言一句丁寧に読む人はめったにおらず、流し読みされることがほとんどと言っても過言ではありません。

そのため、流し読みでも理解してもらいやすい簡潔な文章で書くことを心掛けましょう。

また、実際の配信前にはOutlookやG-mail、スマホのメールソフトなどの代表的な環境で、表示崩れや画像の乱れがないか事前にチェックを行うのがおすすめです。

このように、メルマガ作成の5つ目のステップとして、テンプレートに沿って本文を執筆しテストを行った上で配信を行います。

手順6.配信後の効果を測定する

効果を測定

メルマガ作成手順の最後には、配信後の効果を測定します。

メルマガは一度配信したらそれで終わりというわけではなく、効果を測定して改善すべき点を改善し、次に活かすことが大切です。

メルマガの開封率が悪い場合には、ユーザーのリストや配信のタイミング・メールの件名などに改善の余地があるかもしれません。

また、メルマガのクリック率が良ければ、メルマガの構成やリンクへの誘導がうまくできていない可能性があります。

これらの数値を参考に改善点を検討し、改善したメルマガで再度効果を作成し、また改善点を探すというPDCAサイクルを繰り返すことで次第にメルマガの効果が発揮されます。

メルマガの開封率について詳しく知りたい方は参考にしてください。

このように、メルマガ作成の最後のステップとして、配信後の効果を測定して改善を行いましょう。

2.メルマガ効果を高めるための3つのポイント

3つのポイント

次に、メルマガ効果を高めるためのポイントを以下の3点に分けて紹介します。

  1. 差し込み機能やCTAボタンを活用する
  2. 件名にこだわる
  3. 読者の視点にたったコンテンツを作成する

順番に説明します。

ポイント1.差し込み機能やCTAボタンを活用する

差し込み機能やCTAボタンを活用

メルマガ効果を高めるためのポイントの1つ目として、差し込み機能やCTAボタンをうまく活用することが挙げられます。

差し込み機能とは、メールの件名や本文に名前・会社名・性別・誕生日などのユーザー個別の情報を差し込んで配信する機能です。

差し込み機能を有する場合、ユーザーの個別情報をデータベースに格納しておくことで、自動的にメールに個別情報が差し込まれます。

ユーザーは、名前や会社名などの個別情報が入ったメールを受け取ることで、自分に宛てられたメールだという親近感が沸き、開封やクリックを促進することにつながります。

CTAボタンはCall To Actionボタンの略で、ユーザーにとってもらいたい行動を誘導するためのボタンです。

CTAボタンをクリックすることで、ランディングページ(ユーザーが最初に訪問するページ)や購入・資料請求のページに誘導することになります。

CTAボタンは画像ではないため環境によって表示されないリスクは低い上に、デザイン性の高いボタンを作りこむことが可能です。

そのため、CTAボタンを設置することでクリック率の向上が期待できます。

このように、差し込み機能やCTAボタンを有効に活用することで、メルマガの開封率やクリック率の上昇が期待できます。

ポイント2.件名でメールの魅力を最大限アピールする

件名でメールの魅力をアピールする

メルマガ効果を高めるためのポイントの2つ目として、件名でメールの魅力を最大限アピールすることが挙げられます。

メルマガは、件名を見たユーザーが思わずクリックして中身を見たいと思ってもらえることが非常に重要です。

なぜなら、せっかく質の高いメルマガを配信したとしても、開封して読んでもらわなければその魅力には気付いてもらえないからです。

ユーザーに魅力が伝わる件名をつけるためには以下の2点に気を付けましょう。

  1. 一番伝えたい内容は件名の前半に書く
  2. 無料・限定などインパクトのある文言を入れる

詳細を順番に説明します。

#1.一番伝えたい内容は件名の前半に書く

件名は通常30文字前後ですが、一番伝えたい内容はその中でも前半に記載しましょう。

多くのユーザーは、たくさん来るメールの件名を1つ1つじっくり読むわけではなく、ざっと飛ばし読みして興味のあるものだけ見ようとします。

そのため、件名の中でもなるべく冒頭にインパクトがあり一番伝えたい内容を記載すべきです。

例えば、以下のA・Bの件名を見比べてどちらのメールがユーザーに開封されやすいでしょうか?

A.【初回無料】初心者歓迎!基礎から丁寧に教えます!バイオリン教室(31文字)

B.基礎から丁寧に教える初心者歓迎のバイオリン教室!今なら初回無料(31文字)

同じ内容を伝えたとしても、前半にインパクトのある文言を持っていったAの方ががユーザーの目をひくことができますね。

スマホなどのモバイル端末では受信BOXに件名の一部しか表示されず後半が切れてしまうことが多いことからも、件名の前半に一番伝えたい内容を書くことは重要です。

このように、件名の中でも一番伝えたい大切な内容は前半に書くように気を付けましょう。

#2.無料・限定などインパクトのある文言を入れる

件名には、無料・限定などのインパクトのある文言や、〇〇日までなどの期日を示す言葉を入れましょう。

上述の通り、多くのユーザーは件名も流し読みをしますので、インパクトのある文言でユーザーの興味をひき他のメールと差別化を図る必要があります。

メールで伝えたい事項の中で一番ユーザーにとってお得感を感じられるキーワードを吟味することが大切です。

また、後で読み返そうと思っても結局忘れられることが多いため、「今メールを確認しなければ」と思ってもらわなければなりません。

そのためには、〇名限定・〇〇日までといった期日を設定することが効果的です。

さらに、【 】や\ /のような記号を利用してキーワードを際立たせることで、視覚的なインパクトを与えることもできます。

このように、件名はユーザーに「今読まなければ」と思わせるインパクトのある文言を盛り込みましょう。

ポイント3.読者の視点にたったコンテンツを作成する

読者の視点にたったコンテンツを作成

メルマガ効果を高めるためのポイントの3つ目として、読者の視点にたったコンテンツを作成することが挙げられます。

ポイント1,2でメールの開封率やクリック率を高める方法をお伝えしてきましたが、何といってもコンテンツの質が高いことが重要です。

ユーザーはコンテンツに興味がなければその一度きりしかメールを読まず、メルマガの購読を辞めてしまうからです。

自社の製品・サービスの説明ばかりの内容では、ユーザーは押し売りされているような気分になり、メルマガを発行した自社に対する印象さえも悪くなってしまう恐れがあります。

メルマガは定期的にユーザーとの接点を持つことにより、ファンの育成や自社への理解度を深めてもらうことが目的です。

そのためには、読者の視点にたって興味を持ってもらえるコンテンツを継続的に提供し続けなければなりません。

配信を続けているとコンテンツの質が低下してくるケースがありますが、常に読者の興味・関心かどうか・読者にとってお得な内容かどうかを意識して執筆するよう心がけましょう。

このように、コンテンツを作成する際には常にユーザー目線で考えることが大切です。

まとめ

この記事では、メルマガを作成する6つのステップやメルマガ効果を高めるための3つのポイントについて紹介しました。

メルマガは使い方を理解することができれば簡単に始められる上に、ポイントをおさえることでさらにメルマガの効果を高めることができます。

ぜひこの記事を読んでメルマガの使い方を理解し活用し、自社の認知度アップや売上アップにつなげてください!

Similar Posts