「インスタに広告を出してみたいけど、やり方がわからない」
「よく耳にするけど、そもそもインスタ広告って何なの?」
このようにお悩みの方も多いと思います。
これまでにWebやSNSに広告を出してこなかった方は難しいように思うかもしれません。
しかし、インスタ広告は簡単なステップを踏むだけで、低コストかつ簡単に出すことができるんです!
デジタルマーケティングを支援するデジマチェーンが、全く知識のない初心者の方に向けて、インスタ広告の種類についてしっかりと解説します。
この記事を読めば、インスタ広告の知識だけでなく、自力で広告を出せるまでになりますよ!
広告を使うことなく、効果的に無料Instagram集客を始めたい場合は、こちらの記事を参考にしてください。
1. Instagram広告とは?
Instagram広告(インスタ広告)とは、Instagramのタイムライン上やストーリーズ上に画像や動画などの形式で出稿できる広告のことを指します。
Instagramは、画像によるコミュニケーションをメインとしたSNSであり、現在の国内月間アクティブユーザー数は2.900万人にものぼります。
また、そのユーザー数は増加しつづけており、2018年のユーザー増加率(前年比)は39%と、今最も勢いのあるSNSであるといえます。
総務省の調査では、20代のおよそ3割がInstagramを利用していると回答しており、特に若い女性を中心に人気があります。
Instagramには同世代・同志向のユーザーが多いことから、ファッションやグルメの検索をする時にはGoogleよりもInstagramを優先する傾向もあります。
トレンダーズ株式会社が2015年に20~40代の女性を中心に実施した『女性のInstagram活用』に関する調査では、Instagramの投稿から刺激を受けて購買に至った経験を持つ女性が、回答者の4割にも及びました。
このような特徴をもつInstagramに広告を出せば、無駄なく直接的な広報・訴求を行うことができます。
インスタグラム広告の費用相場については、こちらの記事で説明しています。
2.インスタ広告の4タイプ
インスタ広告には、以下の4種類の広告形態が準備されています。
- 画像広告
- 動画広告
- カルーセル広告
- ストーリーズ(キャンバス)広告
それぞれの広告の特徴を抑え、自社の商材に合わせた広告形態を選択することにより、より魅力的なアピールをすることができます。
ここでは、それぞれの種類の特徴をご紹介します。
インスタ広告の出稿手順については、こちらの記事もご覧ください。
画像広告
画像広告は、Instagramのフィード画面に静止画1枚とキャプション(テキスト)が表示される形態で、最も利用されている種類です。
広告テキスト欄にURLを含めて投稿すると、Webサイトに誘導するためのボタンも表示されるようになります。
ライムライン上にある他ユーザーの投稿に紛れ込んだ形で提供されるため、画像の選定次第で広告感を感じさせない自然なアピールができます。
シンプルな広告形態であるために、画像1枚でどれほどインパクトを与えることができるかが勝負のカギとなります。
また、投稿時には、以下のフォーマットに注意する必要があります。
- ファイルタイプ:jpgまたはpng
- 画像の最大解像度:1936×1936px
- 画像の最小解像度:正方形(600×600px)、長方形(600×315px)、縦長(600×750px)
- 画像のアスペクト比:正方形(1:1)、長方形(1.91:1)、縦長(4:5)
- 説明文の最大文字数:2200文字
- 説明文の最大ハッシュタグ数:20個
Instagramは、画像広告の仕様は他の投稿と同様の「正方形」を推奨しており、特に以下のサイズでの出稿を推奨しています。
-
- 画像アスペクト比:1:1
- 画像解像度:1080×1080px
- 説明文:テキストのみ、125文字以内
上記のフォーマットに注意して、画像広告を活用しましょう。
動画広告
動画広告は、フィード部分に動画を表示させることのできる形態です。
ゲームやアプリの広告のほか、画像のスライドショーや店舗でのイベントの様子の動画など、画像よりも情報量が多いだけに多様な活用方法が考えられます。
Facebookの報告によると、2016年から2017年にかけて、Instagramでの動画視聴時間は80%増加しており、インスタ広告においても動画の重要性は増しています。
Instagramのユーザーの多くがその利用目的にブランドや商品の発見を挙げていることからも、動画広告は商材アピールの大きなチャンスといえます。
動画の形態は以下のフォーマットに限定されています。
- ファイルタイプ:MP4またはMOV(推奨)、その他のタイプにも対応。
- 最大ファイルサイズ:4GB
- 動画の最小解像度:正方形(600×600px)、長方形(600×315px)
- 動画のアスペクト比:正方形(1:1)、長方形(1.91:1)
- 動画の秒数制限:60秒未満
- 説明文の最大文字数:2200文字
- 説明文の最大ハッシュタグ数:30個
上記のフォーマットに注意して、動画広告を活用しましょう。
カルーセル広告
カルーセル広告は、5枚までの画像や動画を横スライドによって1つの広告として表示させる形態で、他の形態と同様にフィード内に表示されます。
複数枚のファイルを提示できることから、商材の詳細を提示したり、ストーリー仕立ての広告を提示できるなど、情報量の多さが一番の魅力です。
カルーセル広告はFacebookでも人気の高い広告形態ですが、Instagramの特性上、他のSNSよりもしっかりと画像を見てもらいやすいことが特徴です。
特に、最初の1枚目にキャッチーな画像を設定することで、次の写真へとユーザーを誘導することができます。
カルーセル広告におけるフォーマットは以下の通りです。
- ファイルタイプ:jpgまたはpng
- 画像使用可能枚数:3枚以上10枚未満
- 画像の最小解像度:600×600px
- 画像の最大解像度:1936×1936px
- 画像のアスペクト比:1:1
- 説明文の最大文字数:2200文字
- 説明文の最大ハッシュタグ数:30個
上記のフォーマットに注意して、カルーセル広告を活用しましょう。
ストーリーズ(キャンバス)広告
ストーリーズ広告は、ユーザーの投稿したストーリーズの合間に挿入される広告形態で、全画面に表示されます。
フルスクリーンでシームレスに表示されるため、ユーザーに与えるインパクトは他の広告形態と比べて最も高いといえるでしょう。
ユーザーがこの広告を見ると、広告が閉じられるか、15秒経過するまで広告が表示され続けます。
また、ストーリーズ広告をカルーセル形式で表示させることも可能で、最大3つまでの画像や動画を表示させることもできます。
ストーリーズは、通常の投稿や他のSNSを異なり、投稿が24時間で自動的に消滅するという投稿形式で、投稿するユーザーも閲覧するユーザーも多いことが特徴です。
ただし、ストーリーズ広告は24時間で消滅することはありませんので、ご安心ください。
ユーザーの多い場所にインパクトのある広告を提示できるため、インスタ広告の中でも最も注目すべき形態です。
ストーリーズ広告におけるフォーマットは以下の通りです。
- ファイルタイプ:MP4、MOV、GIF、jpg、png
- 最大ファイルサイズ:4GB(動画)、30MB(画像)
- 動画の最小解像度:600×1067px
- 動画のアスペクト比:9:16
- 動画に必要な秒数:1〜15秒
上記のフォーマットに注意して、ストーリーズ広告を活用しましょう。
まとめ
インスタ広告は、従来の広告フォーマットとは違ったアプローチで取り組む必要があるため、最初は戸惑うことも多いと思います。
しかし、Instagramユーザーは増加し続けており、スマートフォンシェアの増加に伴って他の世代にも波及していくことが想定されるため、広告の重要性も増していくでしょう。
インスタ広告は低コストで始めることができ、予算やターゲットに合わせた広告を出稿することができますから、この記事をきっかけに、ぜひチャレンジしてみてください!
インスタグラムを使って広告収入を得る方法については、こちらの記事で説明しています。