「リスティング広告で効果分析するけど何から始めればいいの?」
「効果を分析した後にどうやって調整すればいいの?」
「撤退かさらに予算を入れるかどうやって決めればいいの?」
実はリスティング広告にはさまざまな運用分析方法があり、自社に合った分析方法を使いながらうまくPDCAサイクルを回し試行錯誤すれば高い費用対効果が期待できます!
「デジマチェーン」が、初めての広告投稿を行ってまず行うべき2ステップ、分析の方法、分析結果をもとに調整する5ポイントを解説します。撤退なのか、さらに予算を入れるのか決める方法も解説します。
この記事を読んでリスティング広告をうまく運用することができれば、自社製品・サービスの売上アップにつながる効果的な広告が配信できます!
リスティング広告運用初心者の方が基本的、かつ超重要な知識を全部詰め込めると評判の記事です。
1.リスティング広告の集客効果を検証する方法
リスティング広告は、以下の2つのツールを使って広告効果の測定、および調整を継続的に行うことが大切です。
それぞれを説明します。
広告の効果を測定するレポート機能
リスティング広告レポートではキーワードや時間帯、デバイスなどの要素から広告のインプレッション数やクリック数を分析できます。
特に検証すべき重要な指標は、コンバージョン率や予算消化の推移です。
広告の効果が出ていない場合には。検索キーワードを設定し直すなどの対策をしていく必要があります。
特定のキーワードを除外するように設定したり、エリアを限定して配信してみたり、ターゲティング機能で配信対象を絞り込む必要もあるかもしれません。
Google Analyticsでクリック先のユーザーの動きを見る
Google Analyticsは、クリック先のサイトの状況、クリックした見込み顧客の行動パターンなどのデータを把握できます。
例えば、広告をクリックしたものの、移動後にただちにページを離脱しているのであれば、広告の文言と、リンク先のページのタイトルや説明文がマッチしていないのかもしれません。
リスティング広告ではこうした修正作業が必須であり、出稿後の広告を日常的にチューニングしていく必要があるのです。
2.リスティング広告の効果を測定する際の2ステップ
リスティング広告出稿後の運用フェーズで行うべき事項を以下の2つのステップに分けて説明します。
- 広告運用開始1週間までのレポート分析
- 広告運用開始1週間~1か月程度までのレポート分析
順番に説明します。
広告運用開始1週間までのレポート分析
まず運用をはじめて数日の間は、広告がきちんと出稿されているか・クリック数が想定と大きくかけ離れていないかなどおおまかな点だけを確認しましょう。
レポート数が少なく傾向にブレがある可能性もあるからです。
広告運用開始1週間~1か月程度までのレポート分析
1週間~1か月程度期間がたち、ある程度のデータが溜まったら細かく傾向を分析します。
Google広告・Yahoo!広告いずれもレポートが出力できるため、以下のような観点で確認していきます。
- クリック率や平均クリック単価を見ることにより、キーワードの有効性を確認
- コンバージョン率の高さにより、優良な顧客が検索しているか否かを確認
このように、配信後のデータを分析することにより、次のステップで配信を調整することにつなげていきます。
3.分析結果により広告配信を調整する5ステップ
分析された結果をもとに、以下の例のような運用対策を施してみましょう。
- 有効なキーワードには予算を追加投入する
- 逆に効果の見られないキーワードは予算を減らす
- Google広告とYahoo!広告の予算配分を調整してみる
- クリック率が上がらない場合には、広告文を見直してみる
- 広告文の見直しにはA/Bテストを利用して2種類の文章のどちらが効果的かを測定する
大切なことは、配信を調整したらそれで終わりということではなく、調整後の配信状況を再度分析してさらに改善を行うことです。
これらのPDCAサイクルを繰り返すことにより、次第に配信状況が改善され費用対効果も高まっていきます。
このように、分析結果に基づき改善を行い、再度配信してその結果を分析して改善を繰り返すというPDCAサイクルを回していくことで、より高い広告の効果が期待できます。
まとめ
この記事では、リスティング広告の出稿後にすべきレポート分析方法と改善方法について紹介しました。
リスティング広告にはさまざまな運用方法があるため、自社に合った方法を使いながらうまくPDCAサイクルを回し試行錯誤することで高い費用対効果が期待できます。
ぜひこの記事を読んでリスティング広告をうまく運用することにより、自社製品・サービスの売上アップにつなげてください!