「マルケトを導入したは良いもののログインの仕方がわからない」
「ログインに必要なパスワードを忘れてしまった」
Marketo(マルケト)を利用する前は必ずログインをしなければならないのですが、ログインができなくて困っているという人もいるかもしれません。
実はログインの仕方が分からなくても簡単にログインできるようになっているんです!
この記事ではマルケトに無事ログインできるように、ログイン方法を紹介します。
また、マルケトを使い始めて間もない人のために、マルケトを本格的に使う前にしておいた方が良いことやマルケトを戦略的に使うメリットも紹介するので、参考にしてみてください。
この記事を読んで、マルケトを使いこなすためのステップを踏みましょう!
マルケトについて詳しく説明していますのでご覧ください。
1.Marketo(マルケト)のログインの仕方
さっそくですが、マルケトのログイン方法を紹介します。
まずはマルケトのホームページを表示してください。
このようなランディングページが表示されるはずです。
ログインをしたいときはホーム画面の右上にある「ログイン」ボタンをクリックします。
スマートフォンからホームページに入ると以下のような画面になります。
右上のメニューアイコンをタップすると、2枚目画像のようなメニューが表示されます。
メニュー画面の一番下に「ログイン」ボタンがあるので、それをタップしてください。
「ログイン」ボタンをクリックすると次のような画面に移ります。
入力フォームに従って、登録時のメールアドレスとパスワードを入力してください。
これで、ログインの手順は終了です。
ちなみに、ログインボタンはサイトの最下部にもあるので、そちらをクリックしても同じログイン画面にたどり着きます。
2.パスワードを忘れたときの対処法
ここでは、パスワードを忘れたときの対処法を紹介します。
ログイン画面にたどり着けたは良いものの、肝心のパスワードを忘れてしまったという人もいるでしょう。
もし、パスワードがわからなくなってしまった人は参考にしてみてください。
パスワードを忘れてしまった場合は、ログイン入力フォームの中間にある「パスワードをお忘れですか?」をクリック・タップをしましょう。
以下のような画面に移るので、指示にしたがってメールアドレスを入力して、「リセットリンクを送信」をクリック・タップ。
入力したメールアドレスにメールが送られてくるので、そのメールの指示にしたがってください。
3.マルケトを使う前にしておくべき3つのこと
マルケトを本格的に使う前に、以下の3つの作業をしておくことをおすすめします。
- セグメンテーション
- ターゲティング
- ポジショニング
用語の意味も紹介しつつ、どういったことをすれば良いのかを解説するので、MAツールを初めて使う人は参考にしてみてください。
これらの作業をしておくと、マルケトを有効活用することができますよ。
(1)セグメンテーション
セグメンテーションとは簡単に言うと市場や顧客をグループ化することで、マーケティングの基礎です。
市場や顧客の類似したニーズや性質を分析して、細分化と分類を行います。
セグメンテーションを行う理由と方法を紹介するので、参考にしてみてください。
#1:セグメンテーションを行う理由
セグメンテーションを行う理由は、顧客のさまざまなニーズを捉え優位性のある市場を把握し、良質なマーケティング戦略につなげるためです。
従来のマスマーケティングの時代では、多くの対象に対して商品プロモーションを行ってきました。
しかし、顧客自ら商品の情報を収集する時代になった今、マスマーケティング戦略が通用しなくなってきています。
消費者の選択肢が増え、全ての人を対象にした商品戦略では顧客の満足度を高めることができず、顧客のニーズを捉えた競合他社に競い負ける状況になっているのです。
そのため、マーケティング戦略では市場を把握し、顧客ニーズに沿った商品展開が求められていると言えるでしょう。
#2:セグメンテーションのポイント
セグメンテーションのやり方は至ってシンプルで、客層とニーズを分類してください。
例えば、化粧品を取り扱っている企業の場合は、どういった人たちは化粧品を買うのか、どのような化粧品が売れているのか、大きく分けてこの2つテーマでグループ分けをします。
同じ化粧品でも女性用のものもあれば男性用のものありますし、20~30代向けや50代以上向けの商品もあります。
また、化粧品でもスキンケア商品やメイク用品など種類がさまざまです。
このように、参入している市場の中で考えられる客層とニーズをグループ化しましょう。
マルケトをMAツールとして有効活用したいのであれば、まずはどの層を顧客にしたいのか商品やサービスごとに明確にグループ分けをしておきましょう。
セグメンテーションをした後は、ターゲティングのステップに移ります。
(2) ターゲティング
セグメンテーションで客層やニーズを分類したら、次はターゲッティングで客層を絞る作業に移りましょう。
ターゲッティングとは、言葉の通り参入している市場の中でも顧客を絞ってマーケティングを進めていくことです。
なぜターゲッティングをしなければならないのか、どのようにターゲットを絞れば良いのかについて解説します。
#1:ターゲッティングを行う理由
ターゲティングを行う理由は、情報を届ける消費者を絞って費用対効果を高めるためです。
マスマーケティングの時代は消費者の選択肢が狭く、与えられた情報の中から商品やサービスを選ぶしかありませんでした。
そのため、いかに多くの人に周知させるかが重要だったので、ターゲティングを行わなくても商品はある程度売れていたでしょう。
しかし、現代では消費者自ら必要な商品やサービスに関する情報を手に入れられるようになったので、消費者の選択肢が増え情報の取捨選択ができるようになっています。
例えば、20~30代女性向けの化粧品を展開したい場合、男性や40代以上の女性に向けてアプローチしてもほとんど効果が見られませんよね。
マスマーケティングの時代では男性には売れなくても40代の女性にヒットした可能性はありますが、現代では40代女性からの購入はほとんど期待できないでしょう。
このように、端から情報を必要としていない人にアプローチをしても費用の無駄です。
費用対効果を高めるためには、サイトに訪れた全ての人に広告を表示するのではなく、訪問者の中から売れる客層を見極めて、対象の見込み客のみに商品の広告を表示しなければなりません。
したがって、ターゲッティングを行うことで大多数の消費者の中から見込み客をピックアップすることが重要なのです。
#2:ターゲッティングのポイント
ターゲッティングで重要なのは、自社と競合他社の状況分析です。
ただ単にターゲットを絞って商品を展開するだけでは、成功する可能性が低いと言えるでしょう。
その理由は、自社だけでなく競合他社も同じ市場で争っているからです。
他社を寄せ付けないほどのブランド力があれば、強気で商品を展開すれば良いでしょう。
しかし、市場の主導権を他社と争っている状況では、しっかり自社の立ち位置を把握しておく必要があります。
マーケティング戦略のポイントは、いかに競合他社が少ない市場で自社の強みを生かせるかです。
そのため、自社の商品やサービスの強みと弱み、他社との差を考慮した上でどの市場やニーズを狙うか決めましょう。
(3) ポジショニング
競合他社と争う市場を決めたら、最後はポジショニングに力を入れていきます。
ポジショニングとは他社との差別化を図り、ターゲットの客層に自社のイメージを植え付けることです。
例えば、コーラを販売している会社といえばコカ・コーラ社を思い浮かべる人が多いでしょう。
このように、特定の客層に対して、その市場での地位を獲得するための活動をポジショニングと言います。
ポジショニングをする理由やどういう活動をすれば良いのか紹介するので、参考にしてみてください。
#1:ポジショニングを行う理由
ポジショニングを行うことで、競合他社に対して優位に立つことが可能です。
顧客の頭の中に自社製品に対するイメージが定着すれば、宣伝に大きな力を入れる必要がなく、ソーシャルマーケティングやメールマーケティングをによって、自然と顧客が広告を広めてくれるようになります。
競合他社との違いをアピールし、市場の中で独自のポジションを築くことができれば、大きなブランド力となるでしょう。
したがって、自社のブランド力を高めるためにポジショニングを行う必要があるのです。
#2:ポジショニングのポイント
ポジショニングで重要なのは、顧客が魅力的に感じるものを作ることです。
確かに競合他社の商品やサービスよりも優れていることは必要ですが、他社よりも良いものを作るというスタンスでマーケティングをしても、顧客に価値あるものとして判断されなければ結果がついてきません。
そのため、自社の視点で高品質の商品やサービスを提供するのではなく、顧客が他社製品よりも魅力的に感じる製品を作ることを意識しましょう。
消費者から認められる製品を作り、他社よりも優れていることをアピールすることで、その市場でのポジションを確立することができるのです。
また、製品のコンセプトが既存のものではなく新しい場合は、新しい価値観として顧客にアピールするのも1つの方法です。
例えば、イヤホンは元々音楽端末にコードで接続して使うのが一般的でしたが、コードレスにしたことで新たなニーズを生み出しましたよね。
イヤホンといえば音質に目が行きがちですが、「コードを無くせば他社製品よりも使い勝手が良くなるのでは?」といった新たな発想で顧客ニーズを広めたのです。
このように既存ニーズには分類されないものでも新規ニーズになる可能性があります。
したがって、ニーズに沿っていないからといって案をなかったことにするのではなく、新規のニーズになりうるものはポジショニングのチャンスと思ってチャレンジしてみましょう。
マルケトの使い方については、こちらの記事でも詳しく説明しているのでご覧ください。
4.マルケトを戦略的に使うことで得られる2つのメリット
これからマルケトを活用する人のために、マルケトを戦略的に使うことで得られるメリットを紹介します。
紹介するメリットは以下の2つです。
- マーケティング戦略に沿った顧客情報を管理できる
- 見込み客と直接コンタクトを取れるようになる
目的を持って使った方が効果も出やすいので、大まかなメリットは把握しておきましょう。
(1) マーケティング戦略に沿った顧客情報を管理できる
ポジショニングを行って立てたマーケティング戦略に沿って、顧客情報を管理することが可能です。
マルケトには顧客のサイト上の動きやメールのリアクションを把握できる機能があるので、マーケティングの分析に役立ちます。
キャンペーンに投資した資金に対する収益をチェックすることができるので、成果が見やすいのも特徴です。
サイトへの訪問者が多くなるほど顧客情報も多くなるので、ターゲッティングを基準に一般客と見込み客を見極めて情報の取捨選択をしましょう。
(2) 見込み客と直接コンタクトを取れるようになる
マルケトを利用すれば、見込み客を絞って直接コンタクトをとれるようになります。
直接コンタクトをとったからといって必ず成約につながるわけではないので、顧客ごとに適切な情報提供が必要です。
マルケトにはパーソナライズ機能があるので、得た顧客情報から見込み客を絞り、パーソナライズ広告やパーソナライズメールによって、顧客に最適な情報を提供することができます。
このシステムにより頻繁に消費者とコミュニケーションをとれるので、既存顧客との関係作りや新規顧客の獲得に活用しましょう。
まとめ
マルケトにログインするには、ホームページからログイン画面に移りましょう。
スムーズにログインしたい人は、ログイン画面をブックマークしておくことをおすすめします。
また、マルケトを使い始めたばかりの人は、まずセグメンテーションからポジショニングまでを行い、しっかりマーケティング戦略を立てましょう。
マルケトのメリットも把握しておくと、使い方のイメージができて使いやすくなりますよ。
ログインからつまずかないように、スムーズにログインできるようになっておきましょう!
マルケトを活用した企業の成功事例などを紹介しているのでご覧ください。