「マルケトを導入したけど何から始めれば良いの?」
「初心者はマルケトの何の機能を覚えたら良いの?」

マルケトを導入したは良いものの、デジタルマーケティング初心者で何から手をつけて良いかわからない人もいますよね。

実は初心者でも簡単にマルケトを使えるようになる機能があるんです!

ここでは、マルケトを使い始めて間もない人で、MA(マーケティングオートメーション)機能を始めて使う人に向けて、マルケトの何から始めたら良いのか紹介します。

初めから機能を使うこなそうとせずに、デジタルマーケティングの基礎から学ぶことが重要です。

この記事を読んで、マルケトの扱い方に慣れて作業効率アップに繋げましょう!

マルケトについて事前に知っておきたい方はご覧ください。

1.マルケトの使い方を学べる3つの機能

マルケトの使い方を学べる3つの機能

ここではマルケトを初めて使う人やこれから使い始める人に向けて、マルケトの活用方法を紹介します。

実はマルケトにはデジタルマーケティング初心者に優しい機能があるんです。

おすすめの機能は以下の3つです。

  1. Marketo University
  2. 実践的な有償トレーニングコース
  3. マーケティング入門ガイド

マルケトではメールやSNSを活用しますが、まずはデジタルマーケティングに関する知識を身につけた方が良いので、初心者向けの機能を利用しましょう。

(1) Marketo University

Marketo University

マルケトを導入したらまずは Marketo Universityのページを参照することをおすすめします。

このページでは、マルケトを使い始めたばかりの人向けにデジタルマーケティングの基礎やマルケトの機能の使い方を短編動画で解説してくれるのです。

デジタルマーケティングの基礎編では、MAに関することからエンゲージメントプラットフォームやコンテンツマーケティング、購買者のペルソナなどマルケトを活用する上で重要な概念を学ぶことができます。

デジタルマーケティングに関する知識を深めたら、メールマーケティングやクロスチャネルマーケティング、データの管理などを学びましょう。

特にメールマーケティングはMAツールの中でもメインの機能なので、メールプログラムの作成や管理、トラッキング方法などの使い方を動画でチェックしてください。

動画を見るには「製品・サービス」→「Marketo University」の順にページを移り、見たい動画の再生ボタンをクリックします。

そうすると名前、メールアドレス、役職、企業名を入力するフォームが現れるので、フォーム入力後「動画を見る」をクリックしてください。

(2) 実践的な有償トレーニングコース

実践的な有償トレーニングコース

費用を惜しまず効率良くマルケトを使いたいという人は、有償トレーニングコースを活用しましょう。

マルケトが主催しているトレーニングコースには、初級・中級・上級の3つのコースが設定されています。

トレーニングを受けることでスムーズにサービスを活用できるため、すぐに結果を出したい人や企業におすすめです。

ここでは初級コースと中級コースについて紹介していきます。

#1:初級コース

初級コースでは、マルケトの運用や設定などの基本的な流れを学びます。

期間は2日間で、顧客データの管理やメールプログラムやエンゲージメントプログラムなどを教えてくれるので、研修後にはスムーズにサービスを利用できるようになりますよ。

詳細は下記の表でチェックしてください。

期間 2日
費用 ¥180,000 / 1名(税抜)
持ち込む物 インターネット接続可能なノートPC
申込み方法 トレーニングページから開催日程を確認し、専用フォームで申込み
プログラム
  1. 顧客データの管理
  2. 画像管理
  3. メールプログラム
  4. A/Bテスト
  5. メールエディター
  6. フォーム・ランディングページ
  7. フォーム2.0
  8. プログラム・キャンペーン・スコアリング
  9. エンゲージメントプログラム、ソーシャル
注意事項 5営業日前までにキャンセル連絡がない場合は、費用全額請求

1日コースもあるのですが、じっくり教わった方が良いので2日間コースをおすすめします。

#2:中級コース

マルケトの運用レベルを上げたいという人は中級コースも受講してみると良いでしょう。

このコースではオーディエンスを育成する方法やプログラムを拡張する方法、動的ランディングページを作成する方法などを学ぶので、マルケトの機能の幅を持たせたい人におすすめです。

詳細は以下の通りです。

期間 2日
費用 ¥180,000 / 1名(税抜)
持ち込む物 インターネット接続可能なノートPC
申込み方法 トレーニングページから開催日程を確認し、専用フォームで申込み
プログラム
  1. マルチストリーム・エンゲージメントプログラム
  2. スニペットの利用法
  3. プログラムテンプレートとマイトークン
  4. アラートメールの利用・アドバンスフォーム機能・動的LP・階層メールプログラム
  5. マーケティングカレンダーを利用したプログラムの管理
注意事項 5営業日前までにキャンセル連絡がない場合は、費用全額請求

費用は安くないですが、その分マルケトの運営効率が上がるので、費用対効果を考えればお得に感じる人もいるかもしれないですね。

(3) マーケティング入門ガイド

マーケティング入門ガイド

トレーニングコースは費用がかかるのでなかなか手が出ないという人は、マーケティングオートメーション入門ガイドを活用しましょう。

この入門ガイドはマルケト社が作成しているので、記載内容はマルケトの運用に役立ちます。

MAが注目される理由や活用方法、CRMやメール配信ツールとの違い、導入・活用を成功させるための秘訣などが紹介されているので、MAツールを使いこなすために必要な知識を補ってくれるでしょう。

ページ数は100ページと大ボリュームですが、無料でダウンロードできるのでおすすめのツールです。

なお、マルケトのログイン方法については以下の記事をご覧ください。

2.初心者におすすめの機能4選

初心者におすすめの機能4選

マルケトの使い方に慣れたら積極的に活用していきたい機能を紹介します。

今回紹介する機能は以下の4つです。

  1. ランディングページの作成
  2. パーソナライズメールの作成
  3. ソーシャル広告の活用
  4. マーケティングアナリティクスの活用

何となく知っている人もいるかもしれませんが、把握しておくことで活用の幅が広がりますよ。

それでは、順に説明していきます。

(1) ランディングページの作成

ランディングページの作成

マルケトを利用するなら、まずはランディングページの作成に取り掛かりましょう。

ランディングページはユーザーが最初に訪れるページのことで、ランディングページを魅力的にすることで初めて訪問してきた利用者を商品やサービスに惹きつけることができます。

また、マルケトのアプリケーションを利用すれば、SEOに対応したランディングページを素早く簡単に作成することが可能です。

検索エンジンからユーザーを流入させたい場合、SEOに対応していることが必須なので、質の高いランディングページを作成しましょう。

マルケトにはデザインテンプレートがあり、ドラッグアンドドロップ式のフォームやSNSアプリケーション、動画などを用いて高品質のページを作成できます。

人の印象は第一印象でほとんど決まると言われているのと同じで、企業や商品のイメージもランディングページで決まると言っても良いでしょう。

したがって、マルケトに関する知識を身につけた後は、ランディングページ作成に時間を充てることをおすすめします。

(2) パーソナライズメールの作成

パーソナライズメールの作成

ランディングページを作成した後は、メール作成に取り掛かりましょう。

顧客をセグメントしてナーチャリングするためには、パーソナライズメールが有効です。

メールキャンペーンを作成するのですが、一般的なワープロソフトが使用できればマルケトで素早く簡単に作成できます。

エディタも分かりやすくレスポンシブ対応メールのテンプレートもあるので、作業の短縮ができるのです。

また、リアルタイムで動的に更新している顧客情報を基に、顧客のチャネル上で自動的にメールを送信してくれます。

プログラミングも不要で、常に顧客に適切なメッセージを送ることができるため、メールの到達率や開封率の向上が期待できるでしょう。

メールの到達率・開封率はメールキャンペーンの結果に大きく影響するので、メールの開封率を上げることがメールマーケティングにおいて重要です。

(3) ソーシャル広告の活用

ソーシャル広告の活用

マルケトのソーシャル広告の運用にも力を入れましょう。

SNSは顧客と関係を構築するのにメール以上に役立つことがあります。

ソーシャル広告を活用することで得られるメリットは以下の3つです。

  1. 新規顧客の獲得
  2. 広告費に対する利益の割合が高くなる
  3. 入力フォームの簡略化

順に説明していきます。

#1:新規顧客の獲得

既存顧客との関係構築にも役立ちますが、新規顧客の獲得も期待できるでしょう。

メールでも顧客とのやり取りは可能ですが、SNSはメールよりも気軽にアクションを起こしやすい特徴があります。

SNSと連動した動画などのメッセージを顧客に送ることで、ユーザーは自分のネットワーク内で広めてくれる可能性があるのです。

例えば、他の人にも知らせたいという情報であれば、友人や家族にシェアすることでコンテンツを共有することが可能です。

そのため、ソーシャル広告を活用することで顧客との関係の構築だけでなく、新規の顧客獲得につなげましょう。

#2:広告費に対する利益の割合が高くなる

マルケトでは、広告に投資した資金に対して得た利益の割合(ROI)を高めることができます

どのSNSのマーケティング活動がコンバージョンと収益に大きな影響を与えているかを確認することができるからです。

ソーシャル広告もパーソナライズされているので、顧客に最適な広告を表示することができるので、費用の無駄を抑えることができるでしょう。

#3:入力フォームの簡略化

ソーシャル情報を基にした入力機能を活用することで、入力フォームを簡略化することができます。

何かサービスを受ける際に個人情報を入力するのですが、SNSアカウントで利用できるようにしておくと、ユーザーはわざわざ必要事項を入力する必要がなくなります。

既存顧客であればソーシャル情報を基にプロフィールを獲得できるようになるので、ユーザーがストレスを抱えることなくスムーズに利用することが可能になるのです。

(4) マーケティングアナリティクスの活用

マーケティングアナリティクスの活用

マーケティングアナリティクスは早めに使いこなせるようになっておくことをおすすめします。

収益やキャンペーン情報などをまとめたレポートやダッシュボードを簡単に作成することができ、キャンペーンとその収益を紐づけすることが可能です。

どういったキャンペーンが高収益を出したのかを組織の経営陣や会社運営関係者に示すことができるので、進捗の状況を簡単に共有することができます。

また、カスタマージャーニーの作成することができ、マーケティング戦略に生かすこともできるでしょう。

モバイルアプリを利用すれば、場所や時間を選ばすに情報を確認することができるので、使い勝手は良いのではないでしょうか

3.導入目的に合わせて機能を選ぶ大切さ

優先して習得すべき機能

マルケトにはたくさんの機能が搭載されていますが、マルケトの導入目的に沿った機能を優先して使いましょう。

マルケトを導入して間もない内は、慣れることに必死で目的を忘れてしまいがちです。

そのため、どのような機能を使えば良いのかわからなくなったときは、一度マルケトを導入した理由を思い出してください。

  • 顧客情報を集めて、コンタクトの質を高めたい
  • 顧客とのコンタクトの頻度を上げたい
  • 無駄のないデジタル広告を出したい
  • キャンペーンの結果をマーケティングに役立てたい

恐らく、上記のようなマルケトを導入した理由があるはずです。

確かに、マルケトのおすすめ機能は早めに取り組んだ方が良いのですが、一番改善したい部分から取り掛かった方が導入目的と一致して分かりやすく効果が表れるでしょう。

マルケトを利用する目的は大きく分けて「顧客情報の管理」と「マーケティング分析」の2つですが、細かく目的を設定することで活用するイメージが沸きやすくなりますよ。

マルケトの優れた機能を淡々と利用するのではなく、はっきりと目的を持って活用しましょう。

まとめ

マルケトの使い方が分からない内は、闇雲にたくさんの機能に手を出すのではなく、使い方の解説ページやトレーニングコース、マーケティング入門ガイドを参考にして、1つ1つコツコツと消化していきましょう。

また、何の機能から使えば良いのかわからないときは、マルケトを導入した目的に沿った機能や今回紹介したおすすめ機能を中心に取り組み始めてください。

全ての機能を最初から使おうとせずに、必要な機能から順に習得し、その後便利な機能を活用すると無理なくマルケトを活用できますよ。

今回の内容を参考にして、マルケトの扱い方に慣れ作業効率や業績をアップさせましょう!

マルケトの評判について気になった方はご覧ください。

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