「PPCアフィリエイトって稼げるって聞いたけどなんのこと?」
「今からでもPPCアフィリエイト参入は遅くない?2021年はどうやって始めるのがおすすめ?」
「Yahoo!で禁止されたからもう稼げないって本当?」
2019年6月に、Yahoo!ではPPCアフィリエイトによる広告がほぼ全面禁止となりました。
それで、「もうPPCアフィリエイトは終わった」と多くの方は嘆いているようです。
しかし、実は、PPCアフィリエイトはまだまだ終わっていません!
結論からいえば、Google 広告(旧称はGoogle AdWords)、YOUTUBE広告、各種SNS広告など他の広告媒体から、規約に基づいた質の高いコンテンツに誘導する、まっとうな手法を使えばPPCアフィリエイトはまだまだ安定して稼げます。
デジマチェーンが、まずは基本中の基本である、PPCアフィリエイトとはなにか、どうやって始めるのか、現在PPCアフィリエイトを取り巻く環境、そして2021年以降PPCアフィリでどう稼ぐかを説明します。
1.PPCアフィリエイトとはなにか
PPCアフィリエイトとは、上記画面のようなPPC広告を使って自分のサイトにアクセスを集め、アフィリエイトで広告費分以上を稼いで収益をあげる手法です。
PPCとは、Pay Par Click(ペイ・パー・クリック)の略で、クリック課金型広告、またはリスティング広告のことを言います。
Yahoo!検索やGoogle検索などの検索結果1ページ目の最上位に、「広告」と記載された特別枠がPPC広告です。
広告料を支払うことで、ユーザー閲覧が最も多い場所に広告用リンクを表示できます。
通常の広告とは異なり、掲載されるだけでは広告料は発生しません。
あくまでも、クリックされた回数に応じて広告料の支払いが発生します。
リスティング広告運用初心者の方が基本的、かつ超重要な知識を全部詰め込めると評判の記事です。
人気はYahoo!プロモーション広告やGoogle広告
元々アフィリエイトは、商品の情報紹介によって広告仲介収入を得る手法です。
そこに、クリックされた回数分だけ広告料を支払うPPC広告であるYahoo!広告(旧称 Yahoo!プロモーション広告)やGoogle広告(旧 Googleアドワーズ)を組み合わせた手法であっという間に大人気になりました。
他にも、Yahooディスプレイ広告(YDN)・Twitter広告・Facebook広告などを使う人もいます。
この広告に、商品を紹介している自分のブログページへのリンクを掲載して読者を誘導するのです。
あとは、通常のアフィリエイトと同じで、商品が売れるとアフィリエイト広告料がもらえる仕組みです。
PPCアフィリとブログアフィリの違いとは?
PPCアフィリエイトであろうと、ブログアフィリエイトであろうと商品の紹介やサービスの紹介はブログで行うのが主流です。
純粋なブログアフィリエイトは、検索エンジンからのブログへの流入を狙うのでSEO対策が非常に重要となります。
しかし、SEOは、早くて数ヶ月、長いと数年のコツコツ作業が必要です。
しかも、必ず狙ったキーワードで上位表示できるという保証もありません。
さらに検索エンジン側(Google)の突然の方針変更で、積み上げてきた検索順位がすべて振り出しに戻るという事態も珍しくないのが現状です。
現在のGoogleの検索アルゴリズムは、ユーザーの検索に対して、アフィリエイト目的の記事については、よほど情報の有益性が高くなければ上位表示できません。
BtoBサイトのSEOでお悩みの方は、1年で月間42万UUをニッチサイトに集めた弊社手法を特集していますのでご覧ください。
PPCアフィリとSNSアフィリの違いとは?
最近はやりのSNSアフィリエイトは、TwitterやLINEといったSNSを利用してブログページにアクセス誘導を狙う集客する方法です
しかし、SNS上でかなりのフォロワー数を獲得していなければ、SNSによるページ流入も期待できません。
SNSフォロワー獲得は、時間と手間がかかる作業です。
また、SNSによっては、アフィリエイト目的のSNSアカウントは他のユーザーから嫌われます。
PPCアフィリエイトは、ブログアフィリ、SNSアフィリで苦労するステップである集客、アクセス数の獲得を、PPC広告で補うという合理的、かつ力技なアフィリエイト手法です。
少しの先行投資で、手軽にだれでもフェアに稼げると、ネット上で人気になったのもうなずけます。
2.PPCアフィリエイトのメリット
PPCアフィリエイトが大流行した理由には、以下のような4つのメリットがあります。
それぞれを説明します。
メリット1.成果が出るのが早い
PPCアフィリエイトの魅力は、始めた日から収益が発生する可能性がある即効性の高さです。
PPCアフィリエイトであろうと、通常のブログアフィリエイトであろうと、ネット物販であろうと、ネットビジネスでは、自分のサイトにどれだけ人を呼び込めるかがカギです。
本来はSEOを施しながら、少しずつ自分のサイトの検索順位を上げて、アクセスを増やしていくのが常道でした。
しかし、PPC広告を利用すれば、SEO施策なしでも、狙ったキーワードの検索結果の一番目立つ場所に低価格で広告を掲載できます。
ですから、PPC広告掲載を始めたその日から、商品が売れて収益が発生することも珍しくありません。
メリット2.損得が分りやすい
PPCアフィリエイトは収益スタイルがシンプルなので、今自分の事業が得をしているのか、損をしているのかすぐに判断できます。
PPC広告に必要な広告費は、クリック単価xクリック回数という分りやすい式で算出されます。
売り上げは、商品によって決められているアフィリエイト報酬x売り上げが承認された個数で算出できます。
そして、PPCアフィリエイトでは利益=売り上げ-広告費用という単純な図式が成り立ちます。
瞬間的に広告費用の5倍、10倍と売り上げを出すのを狙うのではなく、売り上げの1.5倍から2倍を安定して出せるのがPPCアフィリエイトの魅力です。
広告費より利益が出ればいいというシンプルなスタイルなので、今自分が成功しているのか失敗しているのがすぐに分かり、必要な調整を行いやすいのが大きなメリットです。
メリット3.売り上げが安定しやすい
PPCアフィリエイトは、安定して報酬を得ることができます。
なぜならSEOに依存していないからです。
SEOに依存しているアフィリエイトの場合、Googleの検索アルゴリズムの変更で検索圏外に飛ばされるリスクが常にあります。
PPCアフィリエイトは広告費を支払うことで上位表示をさせるので、そのリスクがありません。
メリット4.簡単に始められAIでおまかせ運用も可能
PPCアフィリエイトは、パソコンとインターネットさえあればどこにいても始められますし、作業できます。
自分で商品の在庫を持つ必要もありませんので、商品の仕入れ・発送も不要です。
地方にいること、または海外にいることのデメリットがほぼなく、どんな初心者でも同じレベルから始めることができます。
さらに、プラットフォームとしてGoogle 広告(旧称はGoogle AdWords)を使えば、進歩が著しいAIによる自動運用機能を使って、ほとんど運用調整時間を費やさずにおまかせで安定して収益を出せます。
3.PPCアフィリエイトのデメリット
PPCアフィリエイトにも以下のような3つのデメリットはあります。
それぞれを説明していきます。
デメリット1.先行投資の広告費がかかる
PPC広告にかかる先行投資としての広告費用があるので、無料で始めることはできません。
ですから、なにがなんでも元手0でビジネス始めたい!という方には向いていないでしょう。
多くの方は、最初の月にまずはPPC広告に1万円投資し、それによって生じた収益の一部を翌月のPPC広告に費やして、少しずつ広告費用を増やしていく手法で成功しています。
デメリット2.PDCAが必要
PPCアフィリエイトは、広告出稿とキーワード選定のPDCAサイクルを回すことが必要です。
PPCアフィリエイトに関する他のネット記事を見ると、放ったらかしで収益が毎月ン百万入ってくる、というような記事を見かけます。
よほど収益性の高い商品を見つけ、よほど効率的でライバルの少ないキーワードを発見できれば、設定の微修正だけで半年ほど収益が出続ける場合もあるでしょう。
しかし、それを「ずっと放ったらかしでも」は少し大げさです。
それでも「放ったらかし収益」にどうしてもあこがれがある方は、Google 広告(旧称はGoogle AdWords)でのPPCアフィリに軸足を置いて、Google公式AIによるシステム型運用を試すのが、現状最も「放ったらかし」に近い手法でしょう。
デメリット3.規約変更に左右される
PPCアフィリエイトは、Yahoo!広告(旧称 Yahoo!プロモーション広告)やGoogle広告などのプラットフォームに依存しているので、規約変更に左右されるのは避けられません。
PPCアフィリエイトで稼ぎ続けるためには、規約変更がいつ生じてもいいように変化に対応するスキルが必要となります。
4.PPCアフィリで稼ぐための7ステップ
PPCアフィリエイトの始め方は以下のステップで行なえます。
それぞれを説明します。
(1)ASPに登録する
まずは使うアフィリエイト広告を選ぶために、広告代理店であるASPに登録します。
ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)とは、自社の商品を紹介して欲しい広告主と、紹介をして報酬を得たいアフィリエイターをつなぐ会社のことです。
「どのASPに登録すればいいですか?」とよく聞かれますが、登録作業は大して難しくないですし費用はかからないので、知っているところは全部登録しましょう。
それぞれのASPで得意な案件が異なるからです。
代表的なASPに以下があります。
それぞれを紹介します。
まだまだたくさんあるASPをほぼ全網羅している記事は、こちらで随時更新中です。
#1.A8ネットは業界最大手
A8ネットは業界大手のASPで、あらゆる分野の案件を揃えています。
登録案件数は10000件を超えていて、会員数ももっとも多いです。
会員数が多いので、なかなか担当についてもらえないのが欠点といえば欠点になります。
#2.afb(アフィビー)はPPCアフィリエイトに使いやすい
afbは、PPCアフィリエイトに用いやすいASPです。
「リスティングOK」、「リスティング一部OK」、「リスティングNG」とわかりやすく記載されています。
化粧品(コスメ)とサプリメント案件が豊富です。
コスメ・サプリ案件を売るのが得意であればおすすめのASPでしょう。
報酬の振込が速く、月末締め翌月払いなのが大きなメリットです。
#3.アクセストレードは金融案件が強い
アクセストレードは、案件の登録数自体はA8よりは少ないですが、広いジャンルがそろっています。
10年以上続く老舗ASPだけあって、利用者数はかなり多く、なかでも金融案件が強いのが特徴です。
キャッシング・ローンやFX・仮想通貨などの案件狙いには、アクセストレードがおすすめのASPになります。
#4.バリューコマースはユニーク案件多い
バリューコマースも大手ASPの一つで、他のASPが扱っていない珍しい案件を扱っているのが特徴です。
例えば、「Amazon」、「楽天」、「Yahoo!ショッピング」などの案件や、「docomo 」「au 」「SoftBank」などの大手携帯キャリア案件もあります。
(2)使う商品広告を選ぶ
ASPの掲載案件から、リスティングOK、または一部リスティングOKで単価の高い人気商品案件を選びましょう。
リスティングOK案件であれば、商品名を使って出稿することができます。
しかしその分、ライバルが多く、必要な広告費用は高くなりがちです。
一部リスティングOK(例:商品名以外なら出稿可能)の案件は、商品名以外のキーワードで出稿可能になります。
一部リスティングOKの案件は、ライバルが少ない傾向なのが魅力です。
リスティング一部OK、かつ認知度の高く売れやすい商品・そして単価の高い商品で始めることをおすすめします。
リスティングOKの広告であれば商品名で出稿することができますが、広告単価は高くなりがち。
#1.PPCアフィリに適した売れる案件の条件
率直に言うと、地道にASPのリストから探すしかありません。
PPCアフィリに明らかに向いている案件の傾向が以下の3ポイントです。
- アフィリエイト案件が有名であること → 広報に有名人が起用されている、テレビCMが打たれている、みんな知っている認知度の高い商品
- 報酬単価は2000円以上 → 商品価格ではなく、アフィリエイト報酬単価が2000円以上です
- 承認率が高い案件 → 公開していないASPも多いですが、ASPの担当者にそっと聞いてみるとだいたいの数字を教えてくれることもあります。
率直に言うと、この案件探しのステップがもっとも大変です。
時間と労力をかければかけるほど良い結果が得られるとは限らず、経験と勘が大きく物を言います。
(3)セールスサイトを作る
セールスサイトとは、PPC広告から飛ばす先のページです。
PPCアフィリエイトは、ユーザーがセールスサイトの中のリンクをクリックして、公式ページに飛んで、商品を購入して初めて報酬が入ってきます。
以前は「ペラサイト」と言われる、画像と購入ボタンと説明文だけの簡単なページが主流でした。
しかし、最近はペラページでは、Yahoo!やGoogleのPPC広告の審査には通せなくなりました。
ある程度コンテンツが充実したブログを作らないと、PPC広告を出稿できなくなってきています。
選んだ商品に関する感想や特徴をまとめたり、良質なコンテンツを作りましょう。
(4)狙うキーワードを決める
どれだけお宝キーワードが見つかるかでPPCアフィリエイトの成功率は変わってきます。
「見込み顧客や潜在顧客は多分こういうキーワードで検索するはずだ」という安易な思い込みに頼るのは危険です。
狙うキーワードはキーワード プランナーを使って調べてみましょう。
キーワードプランナーを始めとする、効果的に効率的にキーワードを探すツールについてこちらの記事で特集しています。
#1.Googleの公式キーワード探索ツールGoogle 広告(旧称はGoogle AdWords)
Googleの提供するキーワードプランナーを利用して、扱う商品と特に関連性の高いキーワードを見つけ、特定のキーワードが検索されている頻度や、検索数の推移を確かめましょう。
「商品名+評判」などのキーワードは成果率(CVR)がかなり高いです。
しかし、その分、広告単価もかなり高くなっています。
「サプリ おすすめ」などのカテゴリ自体のキーワードもCVRが高めです。
しかし、キーワードプランナーを見て選定するのは、だれもがやっている鉄板手法です。
他のツールも並行して活用しましょう。
(5)PPC広告サイトに登録する
PPCアフィリエイトの代表的な広告プラットフォームであるGoogleリスティング広告は、公式ウェブサイトにアクセスし、アカウントを作成すればすぐに始める事ができます。
国・タイムゾーン・通貨などを設定し、 Googleから来る確認メールをクリックすれば、アカウントの開設は完了です。
(6)PPC広告を出稿する
広告予算やターゲット、入札単価(上限クリック単価)、広告本文を設定し、最後に広告費用の支払い方法を決めます。
再び Googleから確認メールが来るので、メール内のリンクをクリックすれば、広告の掲載が始まります。
(7)PPC広告のメンテナンスを行う
広告出稿後は、以下の基本的な指標を定期的に確認しましょう。
それぞれを説明します。
#1.表示回数(インプレッション数)
出稿した広告が表示された回数です。
少なすぎれば、広告出稿の意味がありません。
多くなりすぎても、商品の見込み顧客でないユーザーに表示されている可能性が高くなります。
#2.クリック率(CTR)
広告が表示された回数に対して、クリックされた割合です。
一定のインプレッション数を確保しながら、クリック率をあげることが目標となります。
ユーザーの目を惹き、クリックしたくなるような広告文を設計することでクリック率を高めましょう。
#3.獲得率(CVR)
広告をクリックしてセールスサイトへ誘導できたユーザーのうち、どのくらいの割合でアフィリエイトの目的(商品購入や資料請求など)が達成できたかを示す数値です。
もし低下してきたとしたら、キーワードや広告文が商品の訴求と合致していないことが考えられます。
#4.利益率
売上を広告費用で割った数値で表されます。
目安としては、広告費の3~4倍ほどの売上が出れば合格ラインです。
広告を出稿した後に、すべての広告が黒字を生み出してくれるわけではありません。
広告費だけ使いすぎて利益が出ない赤字広告が出てくるでしょう。
赤字広告のキーワードや広告文を修正するか、損切りするかを考えます。
そして黒字広告の売り上げを最大化していくと、どんどん利益が増えていくでしょう。
5.PPCアフィリエイトを取り巻く4つの厳しい現状
今後のPPCアフィリエイトは、アフィリエイターの淘汰が進んでいくと言われています。
昔ながらのペラサイトと、むやみにあおるだけの広告文に頼っているアフィリエイターは現状に嘆いているばかりのようです。
現在のPPCアフィリエイトが抱える4つの問題は以下です。
それぞれを説明していきましょう。
(1)Yahoo!の規約変更でPPCアフィリエイト禁止
Yahoo!は2019年6月にPPCアフィリエイトを規制しました。
PPCアフィリエイトの魅力は、PPCアフィリエイター、広告プラットフォーム(GoogleやYahoo!)ともにウインウインの関係が成立することです。
それにもかかわらず、Yahoo!はPPCアフィリエイトを規制しました。
規約変更では、完全に停止と記載されているわけではありません。
しかし、「広告のクリック等をさせることを主目的としているもの」に該当するサイトは掲載不可とあります。
ですから、実質的にはPPCアフィリエイトは全面停止と考えてよいでしょう。
ちなみにYahoo!検索サイトだけでなく、Yahoo!が提供するサービス、および提携パートナー上での広告掲載もできません。
#1.Yahoo!はペラサイトを追放したかった?!
Yahoo!がPPCアフィリエイトを禁止としたのは、悪質な広告や無益な広告があまりにも増えすぎてしまったからだと言われています。
PPCアフィリエイトは、短期間で大量のアクセスを稼げて、アフィリエイト報酬につながるのがメリットです。
しかし、より多くのアクセス=報酬を稼ぐために、誇大広告をする人たちが現れました。
また、広告自体は問題なくても、アフィリエイトで稼ぐためだけに作られた、『ペラサイト』と呼ばれるサイトも多く作られるようになります。
『ペラサイト』は、文字通りWebページ1枚だけの、非常に情報内容の薄いサイトです。
PPC広告を利用すれば、ペラサイトでも広告費用を出せば簡単に検索結果ページ最上部に表示されてしまいます。
大手検索サイトであるYahoo!が、このような情報の薄いサイトに誘導しているとなれば、Yahoo!自体の信頼性が揺らいでしまいます。
そこでYahoo!は、今回ついにPPCアフィリエイトの全面禁止という決断に至ったようです。
Yahoo!でPPCアフィリエイトを出す方法をまとめました。
(2)Googleの検索アルゴリズム変更で健康系サイトが困難に
Googleのアルゴリズム変更は、サプリメントや健康商材などの案件で稼いでいた多くのアフィリエイターを直撃しています。
最近のGoogleは、YMYLサイトについて、検索上位に表示する基準をますます厳しくしています。
YMYLサイトはYour Money Your Lifeサイトの略で、命とお金、つまり 医療・健康サイトのような人の命に関する情報を取り扱うサイトと、投資や金融などの人の経済に影響を与えるサイトの総称です。
もともとGoogleは審査基準がYahoo!よりも厳しい傾向がありました。
今ではますます「ペラサイト」と言われる、画像と購入ボタンと説明文だけの簡単なページは、かなり順位を下げられるようになってしまいました。
コンテンツがしっかりしていないと、GoogleのPPCでも稼ぎにくくなっています。
(3)ライバルアフィリエーターの増加
PPCアフィリエイトは、比較的シンプルな作業で稼げるので、どうしてもライバルが増えやすいです。
これまで一般的なアフィリエイトで、SEOに苦しんでいた人たちがPPCアフィリエイトに乗り換えています。
そのため、PPC広告のクリック単価が少しずつ上がってしまい、以前のように効率よく稼ぐのが難しい状況です。
(4)低品質なPPC広告の増加
一部のPPCアフィリエイターは利益率を上げるために、誇張した広告表現、虚偽表現を使い、成約率を高めようとしていました。
代表的な例では、「このサプリで1週間で6kg痩せました」というような書き方です。
このような広告は、薬機法にも明確に違反しています。
また芸能人が使って効果が出ているかのような印象を与える写真やコメントを使った偽造広告も出回りました。
「簡単な方法であなたも大金持ちに!」といったあおり文句や、無関係の有名人の画像を使った偽レビュー広告で、PPC広告リンクをクリックさせる詐欺まがいの商法を行うケースも出てきてしまいました。
このような低品質広告の増加が、Yahoo!の規約変更やGoogleのアルゴリズム変更につながっている原因です。
では、これからのPPCアフィリエイトはどのように戦っていけばいいのでしょうか?