「Twitterにどんな広告が出せるのかよくわからない」
「Twitter広告の種類がうまく使い分けられない」

広告担当の方であれば、このような悩みを一度は感じたことがあるのではないでしょうか。

実はTwitter広告には大きくわけて3種類しかありません

それぞれ広告の用途が異なるため、特徴さえしっかりと理解できればすぐに使い分けられるようになるのです!

デジマチェーンが、Twitter広告の種類ごとの特徴と、使い分けるコツについて解説します。

この記事を読むと、目的にあわせてTwitter広告の種類を使い分けられるようになりますよ!

Twitter広告以外にもある、Twitterで収益を上げる方法についての記事でまとめています。

1.Twitterに出稿できる3種類の広告

Twitterに出稿できる広告の種類には、大きく分けて以下の3つがあります。

  1. プロモツイート
  2. プロモアカウント
  3. プロモトレンド

これらの広告は、それぞれ全くことなる特徴があるため、Twitter広告で売上をあげるためには3種類の広告を効果的に使い分ける必要があるのです

そこで、それぞれの特徴と使い方について、詳しく解説します。

初めてでも迷わない!Twitter広告の出稿手順についての記事でまとめています。

(1)プロモツイート

プロモツイートとは、通常のツイートと並列して表示される広告のことで、以下の箇所に表示されます。

  • タイムライン
  • Twitter内での検索結果画面
  • プロモトレンドをクリックしたときの検索結果画面
  • アカウントのプロフィール画面

このようにプロモツイートはTwitter上の様々な場所に表示されるため、幅広いユーザーに対して情報やメッセージを届けることが出来ます

配信できる広告はテキストだけでなく、画像や動画を添えたり、ハッシュタグをつけることも可能です。

そのため、サービスの認知拡大や売上獲得、フォロワー数の増加など、幅広い目的に利用できるでしょう。

なお、プロモツイートには「プロモーション」と明記されているため、ユーザーはこの表記によって広告であると認知できるようになっています。

#1.プロモツイートのメリット

プロモツイートのメリットは、ユーザーに対して自然にアプローチできる点です。

タイムライン上に表示されるため、一見すると一般のツイートとほとんど違いがありません

特にタイムラインは最も目にする箇所であるため、Twitter広告の中でもプロモツイートは一番視認性が高いともいえます。

さらに、プロモツイートは通常のツイートと同じように「いいね」や「リツイート」ができるため、ユーザーから二次拡散される可能性があります。

リツイートによって拡散された場合、広告費は追加で発生しないのもメリットのひとつですよ。

#2.プロモツイートのデメリット

ユーザーにとって目につきやすいのは、場合によってはデメリットにもなりかねません。

プロモツイートがユーザー側で悪評がついてリツイートされると、たちまちマイナスイメージが拡散してしまいます。

さらに、通常のツイートと同じように非公式リツイートされた場合は削除することができません

非公式リツイートとは、他の人のツイートをあたかも自分がツイートしたかのような書き込みをするのが特徴です。

非公式リツイートなどのトラブルを避けるためにも、プロモツイートとして広告配信する際には慎重に進めましょう。

#3.プロモツイートがおすすめな方

プロモツイートは、特に企業やサービスの認知拡大をしたい方にとっておすすめといえます。

プロモツイートはTwitter広告の中で最も低単価で広く宣伝できるからです。

商品購入やアプリインストールなどのコンバージョンにもつながりやすく、Twitter広告をはじめたいとなった場合にはまずプロモツイートから取り組むと良いでしょう。

(2)プロモアカウント

プロモアカウントは、フォロワーを獲得するのに特化した広告で、主に以下の箇所に表示されます。

  • おすすめユーザーの一覧
  • アカウント検索結果画面
  • タイムライン

おすすめアカウントの1つとして表示される点とリンク先がTwitterアカウントのみになる点がプロモツイートとは異なります。

また、プロモアカウントでは「フォローする」ボタンをクリックすることですぐにフォローできるため、フォローされるまでの導線が短くなっていることが特徴です。

プロモアカウントが、タイムラインに表示される場合アカウントのヘッダー画像が広告の一部として表示されます。

プロモツイートと同様に、プロモアカウントとして配信した場合は「プロモーション」の表記が付与され、通常のおすすめアカウントとは区別できるようになっています。

#1.プロモアカウントのメリット

プロモアカウントではフォローまでの導線が非常に短いため、多数のフォロワーを獲得しやすいのが最大のメリットです。

一度フォローされてしまえば、ユーザーに対してTwitter上で無料でツイートを配信し続けることが可能になるため、長期的に情報発信できるようになります

Twitterを介してユーザーに対して興味関心の高い情報を配信できるようになれば、サービスを継続して利用してもらえるでしょう。

またフォローされることではじめて課金されるため、無駄なコストをかけずにフォロワーを獲得できることもメリットのひとつといえます。

#2.プロモアカウントのデメリット

プロモアカウントはフォロワー獲得に特化しているため、デメリットとしては売上げアップに直結しにくい点が挙げられます。

アカウントをフォローされてからユーザーとどのようにコミュニケーションをとっていくのかが重要となるため、すぐにコンバージョン(売上げアップに繋がるアクション)を獲得するのには向いていません

さらに定期的にツイートしないと、せっかくフォロワーを獲得してもその後の売上アップに繋がらないのです。

プロモアカウントでのプロモーションは、フォロワーを獲得したその後のコミュニケーションが重要になってくることに留意しましょう。

#3.プロモアカウントがおすすめな方

プロモアカウントは、特に新規フォロワーを増やしてTwitterアカウントを運用拡大したい方におすすめです。

先ほどもお伝えした通り、プロモアカウントは多くの人の目に入りやすい箇所に表示させられるため、多数のフォロワーを獲得しやすいのが最大の特徴です。

具体的には、新たにアカウントを開設してフォロワーを獲得したい場合Twitter上でユーザーとのコミュニケーションを図っていきたい場合などが挙げられます。

例えばネットショッピングなどを目的とするECサイトの場合、プロモアカウントでフォロワーを獲得することができれば、セール情報などを定期的にTwitterで配信することで中長期的な売上げアップが見込めるでしょう。

(3)プロモトレンド

プロモトレンドは、Twitterからのトレンドトピックに最大24時間キーワードやハッシュタグを表示できる広告で、主に以下の箇所に配信されます。

  • おすすめトレンドの箇所
  • タイムライン

プロモトレンドをクリックすると、その話題に関する検索結果ページが表示され、その1〜2番目に広告主のプロモツイートが表示されます。

ユーザーにとっては「プロモーション」の表記がされている以外は他のトレンドトピックと違いがありません。

したがって、プロモトレンドに出稿することでユーザーに対して広告の内容が話題になっているように見せることができます。

なお、プロモトレンドは法人アカウント専用のメニューとなっています。

#1.プロモトレンドのメリット

プロモトレンドの最大のメリットは、短時間で一気に認知度を上げられる点です。

トレンドトピックはユーザーが目にする機会の多い箇所であり、推定インプレッションが1日25,000,000回と、幅広いユーザーに認知を広げることが期待できます。

さらにプロモトレンドは1日1社限定のメニューなので、出稿すればプロモトレンドの枠を独占することになります。

すべてのTwitterユーザーに対して同一のプロモトレンドが配信されるため、ユーザー間の話題にもあがりやすくなるでしょう。

#2.プロモトレンドのデメリット

プロモトレンドは1日1社限定であるため、同じ日に出稿しようとしているアカウントがすでにあった場合は配信ができません

必ずしも狙ったタイミングで出稿できるとは限らない点は、広告メニューとしては大きなデメリットともいえます。

またプロモツイートやプロモアカウントのような細かなターゲティングができません

料金も800万円程度からと比較的高額で、時期によって金額も変動します。

他の2種類のTwitter広告に比べると、自由度の低い広告メニューである点については要注意です。

#3.プロモトレンドがおすすめな方

プロモトレンドは、ブランディングの一環として、短時間で認知度を上げたり話題をつくりたいと考えている方に特におすすめしたい広告メニューです。

Twitterユーザーのうち約4割はテレビを見ながらTwitterを利用していると言われており、TVCMなどと掛け合わせてプロモトレンドを利用するケースが多くあります。

料金が高額である印象を受けますが、その影響力を考慮すると決して高い金額ではありません

比較的広告予算に余裕があり大規模なプロモーションを行いたい場合にはぜひ検討してみてください。

2.Twitter広告3種類を使いこなすコツ

Twitter広告にはそれぞれ特徴が異なる広告メニューがあるため、慣れないうちは使いこなすのに戸惑ってしまうかもしれません。

そこで次に、3種類のTwitter広告をうまく使いこなすための2つのコツについて解説します。

  1. 目的にあわせて広告の種類を使い分ける
  2. 広告を掛け合わせて配信する

Twitter広告を運用するにあたって、このポイントを意識してみてください。

目的にあわせて広告の種類を使い分ける

3種類のTwitter広告は、それぞれ用途や特徴が異なるため、目的にあった広告の種類を選ぶ必要があります

目的と広告の種類がマッチしていないと、せっかく費用をかけて広告配信を行っても思ったような効果が得られません。

例えば、新商品のプロモーションをプロモアカウントで行おうとしても、なかなか売上げアップにはつながりにくいでしょう。

プロモアカウントは誘導先がTwitterアカウントに限定されるため、固定ツイートなどでアピールしても新商品のインパクトに欠けてしまいます。

それよりも、プロモツイートで多数のユーザーに新商品の魅力を直接届けたほうが売上げアップの可能性は大いにあるでしょう。

つまり、広告配信の目的を明確化し、それに最適なTwitter広告の種類を選ぶことが重要です。

広告を掛け合わせて配信する

Twitter広告は、それぞれ単体で利用するよりも複数の種類を掛け合わせて配信したほうがより高い効果が見込めます

Twitter広告は種類によって配信形態が異なるため、複数の種類を掛け合わせることで多角的なアプローチが可能になるからです。

プロモツイートで画像や動画を添えてサービス名の認知度を拡大させ、プロモアカウントでサービス名を冠したアカウントを配信しフォロワーを獲得するといったことができます。

先に解説したとおりTwitter広告それぞれの目的を明確にすることが重要なので、それぞれの広告の特徴をうまく活用してコンバージョンまでの導線をつくりましょう

まとめ

この記事では、Twitter広告3種類それぞれの特徴と、それらを使いこなすためのポイントについて解説しました。

Twitter自体が大きな影響力を持つメディアであることに加えて、そこに配信できる広告も幅広いプロモーションに対応できるようになっています。

この記事を参考にしながら、Twitter広告を使いこなして売上アップを目指してください!

広告費を使わずにアカウント運用によるTwitter集客についての記事をご覧ください。

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