「Webサイトを自社で制作すべきか外注すべきか迷っている」
「Webサイトを外注したいが、どこに依頼すればいいの?」
このようにお悩みではないですか?
実はWebサイトの制作を外注することで、社内にノウハウや人出がなくても非常に魅力的なWebサイトを作成できます!
ここでは、Webサイトを外注する4つのメリットを紹介するとともに、外注の依頼先や実際に依頼する際の4つの注意点も紹介します。
この記事を読むことで、外注をうまく利用して効果的なWebサイトを作ることができ、自社の売上アップが見込めるでしょう!
ホームページを使ったSEO集客の外注をご検討中の方はこちらの記事もご覧ください。
1.Webサイト制作を外注する4つのメリット
まずは、Webサイト制作を外注する際のメリットを以下の4点説明します。
- 業界やターゲット層に即した構成やデザインを提案してもらえる
- SEO対策のアドバイスがもらえる
- セキュリティ対策を考慮してもらえる
- 公開後の状況を見てコンサルティングを受けられる
順番に説明します。
メリット1.業界やターゲット層に即した構成やデザインを提案してもらえる
外注先に依頼する1番目のメリットは、業界やターゲット層に即した構成やデザインを提案してもらえる点です。
Webサイトの制作会社であればその道の専門家であり、さまざまな実績から業界・ターゲット層ごとに効果の高いWebサイトのノウハウを保有しています。
そのため、自社に適した構成やデザインの提案を受けることが可能です。
一方、自社でWebサイトを作成する場合には、ターゲット層やコンセプトを入念に考えたつもりでも実際の構成やデザインが効果的なものにならない場合があります。
このように、Webサイトの制作を外注すれば、業界やターゲット層に即した構成やデザインを提案してもらえるという点がメリットです。
メリット2.SEO(検索エンジン最適化)対策のアドバイスがもらえる
外注先に依頼する2番目のメリットは、SEO対策のアドバイスがもらえるという点です。
SEOはSearch Engine Optimizationの略で、検索エンジン最適化のことです。
SEO対策とは、自社のWebサイトをGoogleやYahooなどの検索結果画面において上位に表示させるための対策を指します。
自社のWebサイトをより多くの人に閲覧してもらうために、SEO対策は非常に重要です。
SEO対策のノウハウを持つWebサイトの制作会社であれば適切なアドバイスを受けることができます。
実際に、検索結果で上位に表示されるWebサイトはほとんどが制作会社の作ったサイトです。
しかし、このSEO対策の手法は非常に複雑で、しかも評価基準が随時変更になるため最新の基準を把握しておく必要があります。
そのため、自社内で対策を施すことは非常に難易度が高いと言わざるを得ません。
このように、Webサイトの制作を外注すればSEO対策のアドバイスがもらえるというメリットがあります。
メリット3.セキュリティ対策を考慮してもらえる
外注先に依頼する3番目のメリットは、セキュリティ対策を考慮してもらえる点です。
昨今、Webサイトを作成する場合、セキュリティ対策は必須と言えます。
セキュリティ対策を施しておらず、万一外部からの攻撃によってシステム停止や個人情報の流出などといったトラブルを発生させてしまった場合、企業の信頼を失墜させることにもつながるからです。
Webサイトの制作会社であれば、サイトの内容に応じた適切なセキュリティ対策を都度提案してくれ、万一のトラブル発生時にも復旧に向けた対応をしてもらえます。
一方、自社でWebサイトを構築する場合は、必要となるセキュリティ対策の範囲を自社内で判断し、自社内で実際の対策を施さなくてはなりません。
そして、外部からの攻撃は随時新しいものに更新されていくため、一度対策をすればそれで終わりではなく、常に最新動向を把握し必要な対策を追加していくことも必要です。
このように、Webサイトの制作を外注すれば、セキュリティ対策を考慮してもらえる点がメリットと言えます。
メリット4.公開後の状況を見てコンサルティングを受けられる
外注先に依頼する4つ目のメリットは、公開後の状況を見てコンサルティングを受けられる点です。
Webサイトは一旦サイトを公開すればそれで終わりということではなく、公開後の状況を見て改善を行うことが重要です。
公開後に、統計サービスなどを利用して自社のサイト閲覧者がどのようなルートで入り、どのページを見ているのかを確認します。
外注先に依頼すれば、制作会社が公開後の状況を分析してくれて、その結果を元にコンサルティングを行ってくれます。
一方、自社でWebサイトを運用する場合には、アクセス数や検索流入の割合などの数値を元に、今後Webサイトをどのように改善していけばよいかを自社内で検討しなければなりません。
ちなみに、以前はWebサイトの制作を外部委託しても希望のデザインや機能を盛り込んだWebサイトを制作すれば終わりという契約が多い傾向にありました。
しかし最近では、公開後にアクセス数やコンバージョン数などで結果が出るところまで責任を負う契約が増えてきています。
Webサイト公開後の運用に手間をかけたくない場合には、運用・保守のサポートが充実した外注先を探しましょう。
このように、Webサイトの制作・運用を外注すれば、公開後まで改善提案を受けられるというメリットがあります。
2.Webページの制作を外注する場合の2つの依頼先
Webサイトの制作を外注する場合、以下の2つの依頼先から選択します。
- 制作会社
- フリーランス
それぞれの特徴やメリット・デメリットを順番に説明します。
(1)安定したスキルで確実な制作を望むなら制作会社
制作会社は、Webサイト制作を会社として請け負います。
規模にもよりますが、基本的に1つの案件に対してディレクター・設計担当者・デザイナーなどさまざまな技術者が関わるのが特徴です。
さまざまなクライアント先があり、飲食店・小売サイト・メーカーなど業種は多岐に渡ります。
#1.制作会社のメリット
制作会社のメリットは、会社として多くの実績を持つことでノウハウが蓄積されており、さらに複数の技術者が携わることで安定したスキルが約束されることです。
また、個人で請け負うケースに比べ、納期遅延や廃業のリスクが低くなります。
問題発生時には追加人員を投入してリカバリーを図ったり、担当者が退職・休職する場合には代わりの担当者に引継ぎがなされるからです。
このように、制作会社に依頼すると、安定したスキルや体制で確実に契約を履行してもらえる安心感があることがメリットです。
#2.制作会社のデメリット
制作会社のデメリットは、フリーランスに比べて価格が高い傾向にあることです。
フリーランスに比べると、会社を維持するための人件費や設備費などが上乗せされることになるためです。
また、制作会社の場合にはあらかじめ打合せ回数が設定されていたり、複数の担当者間で確認や調整が必要になるケースもあり、要望が通りにくいと感じることもあるかもしれません。
このように、制作会社に依頼すると、コストが高かったり融通が利きにくい場合があります。
(2)安価でスピーディーな制作を望むならフリーランス
フリーランスは、企業に属することなく個人で技術を提供する事業主を指します。
Web制作は、設備投資が少なくて済むため個人でも起業しやすい分野です。
最近では、制作会社から独立したWebデザイナーがフリーランスとして働き、Webサイトの制作を請け負うといった実績がかなり増えてきています。
そのため、制作会社と引けを取らないスキルの高いフリーランスも多く存在します。
#1.フリーランスのメリット
フリーランスにWebページ制作を依頼するメリットとしては、比較的安価であることが挙げられます。
会社に属さない分余計な人件費がかからず、仕事場も自宅等を利用している人が多いため固定費も安く抑えられる傾向にあります。
また、個人で仕事が完結するため窓口が1つでコミュニケーションが取りやすく、検討事項があってもスピーディーに決定してもらえる点もメリットです。
#2.フリーランスのデメリット
フリーランスは個人で仕事を請け負うため、期待したほどのスキルがなかった場合に代えが利かないという点がデメリットです。
また、体調不良や不慮のアクシデントで納期が間に合わなかったり、納品ができないというリスクも考えられます。
特に運用・保守フェーズまで委託したいと考えている場合には、途中で廃業される可能性もあることを視野に入れておかなくてはいけません。
このため、フリーランスと契約する場合には、過去の導入実績を確認したり、運用・保守フェーズの契約についても事前に確認しておくことが大切です。
3.Webサイトの制作を外注する上での4つの注意点
Webサイトの制作を外注する際に注意すべき点は以下の4点です。
- しっかりと意思疎通が図れるか
- デザイン・マーケティングの両面においてスキルが高いか
- 実績があるか
- Webサイトのコンセプトをしっかりと外注先に伝えられるか
順番に説明します。
(1)しっかりと意思疎通が図れるか
Webサイトの制作を外注に依頼する場合、外注先としっかりと意思疎通を図れるかが重要です。
Webサイトの制作を発注する場合、納品までに何度も打合せを繰り返します。
この際、しっかりとコミュニケーションが取れないようではストレスですし、こちらの意図が伝わらなければ納品物も思ったものにはなりません。
実績は申し分ない会社であっても、自社と相性が合わないということはあり得ます。
このように、Webサイト制作の業者選定の段階で、うまく意思疎通が図れなかったり違和感を感じるようであれば、その業者は選定から外すのが無難です。
(2)デザイン・マーケティングの両面においてスキルが高いか
Webサイトの制作を外注に依頼する場合、デザイン・マーケティングの両方において外注先に十分なスキルがあるかを確認することが大切です。
業者を選定するフェーズでは、営業担当者とのやり取りが主ですが、実際にWebサイトを手掛けるディレクターやデザイナーにも直接会い、十分なスキルがあるかを確認しておくことをお勧めします。
また、Webデザインについては提案資料等でもある程度のスキルを把握できますが、SEO対策などのマーケティング知識があるか、運用時に結果が出るまでコンサルティングしてもらえるかどうかは必ずおさえておきましょう。
実際にはマーケティングのスキルがなく、Webサイトが出来上がったらそれで終わりという業者もいます。
このように、Webサイトを外注する場合には、外注先がデザイン・マーケティングそれぞれのスキルを十分に持ち合わせているか注意しましょう。
(3)実績があるか
Webサイトの制作を外注に依頼する場合、Webサイトの制作実績がどの程度あるかを確認することが大切です。
単純に実績数の多さを確認するだけでなく、自社と同規模や似た業種の導入実績があるかに注目しましょう。
同規模での導入実績があれば、予算やスケジュールも経験則を元にしたものであり、妥当である可能性が高いです。
また、似た業種に導入実績があれば、業界やターゲット層に即した提案が期待できます。
実績を確認する際には、どこまでの範囲を請け負った実績なのかを注意しましょう。
大規模な実績があっても、その中のデザイン部分だけを請け負った場合も考えられます。
特にフリーランスのように1人で仕事を請け負う場合、デザインセンスは申し分なくてもコーディングのスキルは低かったり、マーケティングの知識がないといったケースもあり得ます。
このように、Webサイトを外注する場合には、外注先の導入実績を規模や業種、範囲に注目して確認しましょう。
(4)Webサイトのコンセプトをしっかりと外注先に伝えられるか
Webサイトの制作を外注に依頼する場合、Webサイトのコンセプトをしっかりと外注先に伝えることが非常に重要です。
Webサイトは、ターゲット層や目的によってデザインが大きく異なります。
そのため、Webサイトのコンセプトを明確にし、ターゲットや自社のセールスポイントを的確に外注先に伝えておかなくてはなりません。
この作業をおざなりにすると、結果的にイメージとは違うWebサイトが納品されてしまう可能性が高くなります。
このように、Webサイトを外注する場合には、自社内でWebサイトのコンセプトを明確にし明確に外注先に伝えることが大切です。
ちなみに、Webサイトを外注する場合であっても、Webサイトの基本的な作り方は理解しておきましょう。
コンセプトを伝えた後にも、制作が予定通りに進捗しているかを確認するためには、発注元としてもある程度の作り方を知っておく必要があるからです。
Webサイトの作り方について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
まとめ
この記事では、Webサイトの制作を外注させる際の4つのメリットや外注の依頼先、実際に依頼する際の4つの注意点について紹介しました。
Webサイトの制作を外注することによって、人出やノウハウが不足する企業でも効果的なWebサイトを作ることが可能です。
ぜひこの記事を読んで外注先をうまく活用して魅力的なWebサイトを作成し、自社の収益アップを目指してください!